2021.4.14 ~ ゲスト:文具ソムリエールの菅未里さん①

第342回 文具ソムリエールとして活躍する菅未里さん。 まずは、肩書きのお話から。




杏子「なんでソムリエール? ソムリエじゃないの...?」

菅「ソムリエだと男性になってしまうので、ソムリエールです。」

杏子「それ...本当ですか?!(笑) 」

松室「本当でしょ!(笑)
   そんなことで嘘ついてどうするんですか(笑)」

杏子「勉強になります(笑)
   文具に関するソムリエールは日本に1人だけ?」

菅「私だけですが、私が勝手に名乗っているだけです!
  小学生くらいから文具が好きでしたね。
  私話すのが苦手なので、話すきっかけが欲しかったんです。
  ある時、サッカーボールの形をした面白消しゴムを持ってたら
  サッカー部の男の子が声かけてくれたんですよ!
  ちょっと面白い文具を持っていれば、話しかけてくれる!
  と発見をしてしまったので...今でも文房具をダシにしてます(笑)」


本来飽き性だという菅さんは、
仕事として ”文具好き" を貫けるか不安になり、
大学卒業後は、文具だけではない雑貨店に就職されました。

最初は、インテリア部門に配属されたものの、
変わらない”文具好き”を生かし、
その後文具部門への異動を叶えました。


菅「どうにかして、文房具に関わる仕事を
  ずっと続けたいと思っていたんですけど、
  社外の仕事でお金を頂けるようになってきて...
  そこで副業申請をして、結果的に副業になった、と。」

杏子「でも、だんだんと、DOKURITSU〜〜?(笑)」

菅「そうですね( 笑) でも、稼げたからとかではなく、
  メデイアに出演させていただける機会が増えたことで
  お客様のフリをして嫌がらせをしてくる方が増えてしまって
  店頭に立てなくなってしまったんでので、しぶしぶ...。
  また販売にやりたいですね!
  お客さんの生の声が聞けるので、1番楽しいです!」

現在では、メーカーやお店とのコラボ、
監修品の製作などを行っている菅さん。
ミニチュア文具など、文房具好きだけでなく、
多くのお客さんの心を掴んでいます。

海外でも日本文房具の人気は強く、
台北でのトークイベントや、
上海ブランド「kaco」とのコラボレーション文具発売など、
活躍の場は国内にとどまりません!


来週もたくさんお話伺います。



菅未里
2007年大学進学のため上京。
卒業後、大手雑貨店に就職し、インテリア部門を経て
文房具販売・仕入れなどを担当。
副業として、”文具ソムリエール”の活動をスタートし
2016年に独立。商品の企画監修、雑誌付録、
メカーコンサルティングなど国内外で活躍中。
著書『私の好きな 文房具の秘密』、
『仕事を効率化するビジネス文具』など。


M1. the days 〜幸せをどうか〜 / 杏子
M2. ai / 松室政哉