ハンモックの性能や使い勝手が進化しています。
おいしい空気と気持ちのいい景色へお誘いする「JOYFUL LIFE」。
山と温泉と音楽が大好きなアウトドアナビゲーター渡部郁子がご案内します。
さて今日は、ハンモックのお話です。
最近のキャンプは、大勢で賑やかに楽しむスタイルから、1人や少人数で静かで楽しむスタイルに変わってきました。
もちろんそれは新型コロナウィルスの影響が大きいのですが、アウトドアをのんびり楽しみたい人たちが、よりリラックスを求めた結果、最近特に支持されて
いるのがハンモックです。
魅力が再認識され人気が上がり、それに伴いハンモックの性能や使い勝手も急速に進化しています。
使い方は一度ちゃんと使ってみるととても簡単。
そのポイント、まずは設営する場所を見つけること。ハンモックを使って良い場所かどうか、結びつける木と木の間隔は充分かどうか、木の太さはしっかりしているか、プライバシーが確保できるかどうかなど、慣れれば一目で判断できるようになりますが、最初は判断が難しいところです。
プライバシーに関しては、ハンモックをすっぽり覆い隠すタープを使って目隠しする人が多いです。
タープは雨風を避けるためにも必要なので用意
しておきましょう。
あとはもう、ハンモックにすっぽり包まれてゆらゆらのんびり過ごすだけ。
最近主流の素材はパラシュートシルクなどのナイロン素材です。
強度が強くて薄く、通気性や速乾性に優れ、サラリとした肌触りが特徴です。
また、これからの季節は虫の対策も気にしたいところ。
ハンモックに虫除けのメッシュ生地がついているものもあります。別売りの蚊帳を使えば、夏だってしっかり眠ることができますよ。
ハンモック一式は、ハンモック本体とカラビナ、あと木に結びつけるストラップだけなのでとても軽量コンパクトに持ち運びができる上、一式まとめて価格も数千円とお手頃です。
スチール製のフレームを使う自立式ハンモックもありますが、フレームがかさばって重たくなるため、オートキャンプか家で使う場合のチョイスだと思ってください。
さぁ、今年は、ハンモックキャンプにもチャレンジしてみませんか。