タイトル:「サイ」
■素材:針金(ワイヤー)とガラクタ
■サイズ:長さ200mm*高さ70*幅110
黒澤直啓(くろさわ とくひら)
1996年生まれ
2015年「森においでよ。Ⅲ」出品/もうひとつの美術館 (栃木県那須郡那珂川)
2018年 夢の旅人たち展 ノイエス朝日(群馬県前橋市)
2019年「企画展 『内と外の自然』」出品 ルオムの森(北軽井沢)
「アジア・ネットワーク・ビヨンド・デザインANBD2019京都展」出品
京都造形芸術大学
2020年「Viewing2020@もうひとつの美術館」展 (栃木県那須郡那珂川)
ワイヤーで生き物を流れるように作る。金属の部品等のガラクタを芯にし、鼻歌をうたいながらぐるぐる巻いて大きくしていく。
恐竜、動物、鳥、昆虫…。かわいいものより、ワイルドなもののほうが好みに思える。図鑑を机に置くことが多いが、定番の恐竜は頭に入っていて、20~30分でさっさと作ってしまう。
彼の作品の魅力は360°どこから見ても形に不自然なところが無く、生命を感じるところだ。2本足や4本足で立ち上がるまで完成でなく、うまく立ち上がらないとペンチで試行錯誤する。
最初はパンの袋を留めるような、細いクリクリを使って小さな作品を作っていたが、アクセサリーをワイヤーで作っている人が失敗したものを提供してくれたことがきっかけで、作るようになった。その頃は金銀の繊細な作品を作っていたが、自分でワイヤーを調達するようになり、ワイヤーがカラフルで太くなると、作品が段々と大型化していっている。博物館や動物園が好きであり、観察力の良さが作品に出ている。
■工房あかね
http://arton-akane.com/
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