開催中止を乗り越え…コロナ禍以降、初開催となる「2021ツアー・オブ・ジャパン」の見どころを大会ディレクター・栗村修が解説!

声優界随一のサイクリスト・野島裕史が、自転車をテーマにお届けしている番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。4月24日(土)〜4月27日(火)の放送は、一般財団法人「日本自転車普及協会」の主幹調査役で、国内最大規模の自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」の大会ディレクターをつとめる栗村修さんが登場。


(左から)野島裕史、栗村修さん


◆3ステージに規模縮小も見どころ満載の構成に!

野島:「2021ツアー・オブ・ジャパン」の開催概要を教えていただけますか?

栗村:今大会は、コロナ禍以降、日本で開催される初めてのUCI(国際自転車競技連合)公認のサイクルロードレースとなります。これまでの「ツアー・オブ・ジャパン」は、上から3番目にあたるクラス1として開催してきました。現状、入国制限が厳しく(クラス1での開催条件である)5チーム以上の海外チームを招聘する見通しが立たず、今年は国内チームのみで開催するため、クラスをワンランク下げて、通常8日間の開催期間を3日間に減らして、5月28日(金)富士山ステージ、29日(土)相模原ステージ、そして最終日の30日(日)東京ステージという形で、感染症対策をしっかりとしたうえで開催します。

野島:規模を縮小することで感染症対策にもなりますよね。

栗村:そうですね。密を避けるという意味では、人数や日程を減らすことも感染症対策につながります。

野島:大会の準備状況はいかがですか?

栗村:いままでの大会には感染症対策はありませんでした。UCIで定められているガイドラインを遵守しながら安全に進めていくという意味では、レースの勝手がわかっている部分と、コロナ禍以降初のUCIレースになるので、我々も手探りの部分もあり、不安と期待が入り混じりながら準備を進めている状況です。

野島:去年の大会中止から“次回こそは!”と準備してきた部分もあると思いますし、ファンとしても期待が高まっていますし、開催する側としても、すごく期待が高まっているのではないでしょうか?

栗村:そうですね。(現在も)ヨーロッパではたくさんのレースが開催されていますが、コロナ禍以降、アジア地域ではタイで1レース開催されただけです。チームや選手たちにとって、レースは言わば“職場”ですので、選手の気持ちを考えると“なんとか開催してあげたい!”という気持ちが強いですね。

◆「2021ツアー・オブ・ジャパン」の見どころは?

野島:全3ステージで開催される「2021ツアー・オブ・ジャパン」の見どころを教えていただけますか?

栗村:今年は、例年の8ステージから3ステージと半分以下に減ってしまいますが、それでも非常に魅力的なステージ構成になっていると思います。今回の3ステージに共通しているキーワードは「東京五輪」です。

まず5月28日(金)の富士山ステージ。これまでは、短い距離でふじあざみラインの激坂を駆け上がって5合目フィニッシュ、という上りだけのイメージのステージでした。今年は東京五輪のタイムトライアルのコースを周回して、なんと距離が大幅に伸びて、全長79km。最後は富士山でフィニッシュです。

野島:おぉ~! それは面白いですね!

栗村:新・富士山ステージと言ってもいいぐらいですね。今年は、この初日で総合成績が決まるクイーンステージとなっていますので、見逃せない注目のステージになると思います。

野島:続いて、5月29日(土)の相模原ステージは?

栗村:まずスタート地点は、JR橋本駅近くにある橋本公園です。東京五輪の自転車ロードレースのコースを途中から走り、周回コースに向かうスピードコースになっています。アップダウンはありますが、急斜面と言うよりも、少し緩めの上りをこなしていくようなコースです。

野島:そうなると、富士山ステージで上位に食い込んだとしても油断できないですね?

栗村:そうですね。宮ヶ瀬湖を左手に見ながらのロケーションが素晴らしいコースですが、今回初めて開催されるステージなので、どういうレース展開になるのか予想がつかないですね。

野島:そして、最終日5月30日(日)の東京ステージの見どころは?

栗村:今年は、(例年の)日比谷公園前からのスタートは見送りまして、大井ふ頭での周回コースのみとなります。しかし、会場ではしっかりと感染症対策をしたうえで、リアルで観戦可能な形で準備を進めています。富士山ステージ、相模原ステージと過酷なステージを走ってきた選手たちを、東京のラストステージで応援していただければと思います!

野島:今年はクラス2での開催となったことで、クラブチームも参加できるようになったんですよね?

栗村:はい。クラス2となった結果、通常「ツアー・オブ・ジャパン」に出られない国内のクラブチームも参加可能です。今回は大学生のチームも招待しているので、若いライダーたちにとってもチャンスが広がりますし、若い力にも期待しています。今年ならではの大会という前向きな見方もできると思います!

次回5月1日(土)〜5月4日(火)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」も、引き続き栗村さんを迎え、お届けします。お楽しみに!

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