高橋愛と西樹(みんなの経済新聞ネットワーク)がお送りする
「日本カワイイ計画。withみんなの経済新聞」
27歳で会社を辞め、海外へ放浪の旅に出かけ、
そこで様々な人や画家と出会い、壁画を描く楽しさに目覚め、
絵描きになった河野ルルさんにリモートでお話を伺いました。
高橋:旅に出会って絵に出会った…。
河野:こういう人生を思ってなかったんですけど、ノリでなんとかなった
西:向こうも「やってみな」って感じだったと思うんですけど、出来たら皆ビックリされてたんでしょうね。
河野:一個目の壁画を描いた時は、安い貧乏旅行で泊まるような子たちの所に描いたんですけど、
その子たちが「いいじゃん」って言ったのを真に受けて、そこから火が付いた
高橋:メキシコに行かれたんですよね。なんで壁画なんですか?
河野:メキシコって壁画の歴史があって、革命の時に大きい壁画を描いて主張したりとか。
街を歩いてても、いたるところに壁画があって、抽象的なものだったり、写術的な物だったり、
毎日メキシコの町を歩いてたら、「私も描けるかな」なんて
西:もともと、絵がお好きだったんですよね?
河野:絵は全くやってなかったんです
高橋:すごくないですか?!
河野:ここ五年の話で
高橋:しかも、メキシコじゃなかったら、そうはなってなかった可能性もありますもんね
河野:メキシコだったから、ひらめいて描くことになった
高橋:メキシコになったのはなんですか?
河野:最初はアジアを旅してて、インド、トルコからヨーロッパを回って、
南米につき、南米を旅しようと最初のメキシコの口座を見たら、お金が全然なくて。
この先の南米は回れないと。
メキシコの死者の祭りが私が着いた3か月後にあって、その3か月の間なんとかお金を浮かせられないかということで、
壁画になった。
高橋:じゃあ、生きるために壁画になったということですね
河野:そうです!
必死でしたね、お金を節約するために
西:そんなルルさんは、2018年の大阪国際女子マラソンで
メインビジュアルを担当したり、マレーシアで個展や、
台湾で壁画作成など、活躍の幅が広がってらっしゃいますね。
ということは、今は色んなテーマの仕事が来ると思うんですけど、
どんなものが来ても楽しんでいく感じですか?スタンスとして
河野:そうですね。やったことないことにはチャレンジしようというのはあるので。
西:ということは、メキシコにはルルさんの壁画があちこちにあるということですよね!
河野:コロナになる前に、自分が何年前かに描いた壁画を汚れてたら嫌なので、
補修に行こうという言い訳で旅行に行ったんです。
全部回ったんですけど、全部綺麗に残してくれてて。せっかくだから、アポなしで
現地の人に聞き込みして、孤児院を訪ねて、「壁画描きたいんだけどいい?」を聞いて、
子供たちと描いてきた。
西:その時は孤児院の子たちと一緒に描くんですか?
河野:やります。絵に触れられない、経済的に絵具が買えないとか絵を描くものがないとか、そういう子たちと
私は描きたいという思いがあって。子供たちも初めて見るから、「やりたいやりたい」と絶対群がってきてくれるんですよ。
それはどこの国も同じで、「みんな手伝って」ってやりましたね。
西:それも壁画の醍醐味ですよね。皆で作ることが出来る面白さ。
でも、メキシコに残っているものはどんどん価値が上がっているんですよ。
高橋:そんなるるさんの夢はなんですか?
河野:病院、小さい子がいる学校、施設とかで自分の絵を描いて喜んでもらうのに、何よりやりがいを感じるので、
そういう場を日本だけでなく、世界中に増やしていきたいです。
西:色んな所にルルさんの絵があって、それを見るとハッピーになるし、それを作るのに参加する人もハッピーになりますよね
高橋:ルルさんがこうなるためのメキシコだったんですよ
河野:まさかですよ。
…
今回は、「絵を描くことに恋をして」を番組お聞きいただいた方【2名】にプレゼントいたします。
ご希望の方は「日本カワイイ計画。withみんなの経済新聞」サイトのトップページにある「番組にメール」から、
1:おなまえ 2:住所 3:連絡先
そして「ルル」と書いてお送りください。
※締め切りは5月9日 日曜日 到着分まで。
当選者の発表はプレゼントの発送を持ってかえさせていただきます。