タイトル:「スモールフィッシュ水族館」
■サイズ:A4
■画材: コピー用紙、マジック(マッキー)、ポスカ
多胡健太(たご けんた)
1996年生まれ
2011年 ポコラート全国公募展入選/アーツ千代田3331
2019年「企画展 『内と外の自然』」出品 ルオムの森(北軽井沢)
2020年「Viewing2020@もうひとつの美術館」展 (栃木県那須郡那珂川)
10代の頃からガムテープを使い、帽子や骨等の立体を作ったり、キャンバスに見立てるようにガムテープで平面を作っていた。段ボールやトイレットペーパーの芯を組み合わせ、武器や塔を作ったりもする。「スーちゃんの墓」は、ユーチューブで偶然キャンディーズを発見し、スーちゃんに夢中になっていた時に、亡くなった彼女に祈りを捧げるために作ったものだ(墓というか祭壇に近いかもしれない)。花が生けられるようになっていたり、キャンディーズの魂の代わりである段ボールの玉が横にくっついている。増築をくりかえし、座れるようになっている。
その時その時でブームがあり、この五年ももいろクローバー、エグザイル、NHK、ハリーポッター、ミニモニ、ユーチューバー等にはまり、似顔絵を書いたり、衣装を作ったり、出しはしないが手紙を書いたりしている。
「祈りを捧げる」その行為に興味があり、近くの神社に足しげく通っては、お祈りし、何十回もおみくじを引き、毎晩天に向かってもお祈りしている。彼の書く文章は文法的には支離滅裂だが「魂、光、パワー、炎」というワードが駆使され、ポジティブな力であふれている。
現在のマイブームは、水族館である。海の中の生物を水族館に見立てて描いたり、段ボールの水族館を作っている。
■工房あかね
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