"Jazz & Vocal Night"は映画とジャズの関係を特集!

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"Jazz & Vocal Night"は映画とジャズの関係を特集!

音楽プロデューサー、八島敦子さんが出演する"Jazz & Vocal Night"
今回は、「映画とジャズの関係」と題してお届けしました。

まずはクインシー・ジョーンズ
♪“Soul Bossa Nova”
スパイ映画のパロディ「オースティン・パワーズ」のテーマ曲です。
もともと1962年のヒット、クインシー、初期の代表曲。
1997年にスタートしたアメリカ映画「オースティン・パワーズ」のシリーズで、
テーマ曲になってリバイバル・ヒット。

ここからは名作映画の曲をジャズ・ミュージシャンがカヴァーした作品をお送りします。
ベルナルド・ベルトリッチ監督の映画「ラスト・タンゴ・イン・パリ」
アルゼンチン出身のサックス奏者、ガトー・バルビエリが音楽を担当しましたが、
マリーナ・ショウが、映画公開の年、1973年のカヴァー。
そして、映画「バグダッド・カフェ」のテーマ曲「コーリング・ユー」
サントラではジュベッタ・スティールの歌でしたが、
日本ではカナダのホリー・コールのカヴァーも話題になりました。
マリーナ・ショウ♪”Last Tango In Paris”、
ホリー・コールで♪” Calling You”

ハンフリー・ボガードのセリフ「君の瞳に乾杯!」でお馴染みの映画「カサブランカ」
この映画ではドーリー・ウィルソンが歌う「時の過ぎゆくままに」
今回は女性シンガー、キャロル・スローンのヴァージョンで。
♪”As Time Goes By”

八島さんも憧れたオードリー・ヘップバーンの出演映画から2曲
1963年の映画「シャレード」をジョニー・ハートマンで
1961年の映画「ティファニーで朝食を」からサラ・ヴォーンで
♪”Charade” & ♪“Moon River”

作詞はジョニー・マーサー、作曲はヘンリー・マンシーニのコンビによる2曲でしたが、
ヘンリー・マンシーニ作曲のナンバーをもう1曲。オスカー・ピーターソン・トリオによる
♪”The Days Of Wine And Roses (酒とバラの日々)”

ピアニストが映画音楽を取り上げた作品をもう1曲。
エロール・ガーナーが奏でるジュディ・ガーランド主演の映画「オズの魔法使い」から♪”Over The Rainbow (虹の彼方に)”

映画音楽をレパートリーにしたジャズを紹介してきましたが、
ここで、ジャズ・ミュージシャンにフォーカスした映画からもお送りしましょう。
2016年公開、故 行方均さんが字幕を担当した映画
「I called him Morgan 私が殺したリー・モーガン〜ヘレンは彼をモーガンと呼んだ〜」
この映画でメイン・テーマはレコーディングされてから2年半後にやっとリリースされた
♪”Search for the New Land“

再び、ジャズ・ミューシヤンが奏でる映画ナンバー、
ディズニー映画からもピック・アップ。
映画「シンデレラ」の挿入歌をステイシー・ケントによるフレンチ・ヴァージョン
♪”Bibbidi-Bobbidi-Boo”

ラストは、フランス映画「男と女」のテーマを、ブラジルのオルガニスト、
ワルター・ワンダレイでお送りしました。
♪“Un homme et une femme 男と女”

来週は月末恒例のリクエスト特集。
出演はディスクユニオンのジャズ・プロデューサー、坂本涼子さんです。お楽しみに。