タカラジェンヌの復興支援【ゲスト:妃乃あんじさん】

日本カワイイ計画。with みんなの経済新聞 Vol.296

高橋愛と西樹(みんなの経済新聞ネットワーク)がお送りする
「日本カワイイ計画。withみんなの経済新聞」



今回は、宝塚歌劇団を卒業後、一般社団法人Huuug(ハーグ)の
代表理事として東北復興支援を中心に活動し、南三陸町復興応援大使も
つとめられておられました妃乃あんじさんにリモートで
お話を伺います!

高橋:妃乃さん、よろしくお願いいたします!

妃乃:よろしくお願いいたします。 

高橋:光栄でございます!

妃乃:こちらこそです!

高橋:妃乃さんは、東日本大震災の後、東北の被災地復興の活動を始められたそうですが、
   どんなきっかけがあったのでしょうか?

妃乃:私が退団したのが2011年だったんですけど、実は退団公演の前に、
   宝塚時代、夢を支えてくれた最愛の母が天国に行ってしまい。ずっと、母の闘病を支えていたんですけど、
   宝塚を辞めてから、母もいなくなって、私にとっても2011年はとても辛い1年になり、
   私にも何か出来ることはないかなと、私の為にも被災地復興支援を取り組んだきっかけでした。

高橋:初めての被災地はどちらに行かれたのですか?

妃乃:宮城県の南三陸町です。

高橋:どうしてそちらに?

妃乃:これはたまたまで、宝塚のときに貯めた応援資金をどこかの町に義援金として渡すことを
   妃乃あんじとしての最後の役目として考えていて、どの町にしようかなと考えていた時に、
   気仙沼市とか陸前高田市なら、町のトップの方に直接お渡ししたいなと思って、
   大きな市じゃなくて、会ってくださえそうな町と思って選んだんです。

高橋:でも、その選んだ場所が宝塚側も支援した場所なんですよね?

妃乃:たまたま宝塚市と支援協定を組んでいたことを行ったときに知りました。

西:ご縁ですね。

高橋:行ったときに感じたことは?

妃乃:想像していたよりも被災状況で、その現状にびっくりして。
   1人が出来ることって本当に限られているんだなって思っていたので、色んな人たちと何が出来るかを考えて、
   始めて行った日に町長に義援金を渡して、「またこの地に必ず戻ってきます。その時までに自分が何が出来るか考えて、
   また必ず戻ってきます。」とお伝えして、その1か月後から毎月伺うようになりました。

西:実際に、アクションに落とし込むという。

高橋:宝塚の方々も参加するツアーを企画して、被災地に元気を届けているということで、 
   バスツアーもやってらっしゃるんですよね

妃乃:初めて宝塚の皆さんと20人くらいで伺って、震災から1年くらいしか経っていなかったので、
   「まだ早いよ」と色んな方に言われたんですけど、でも、何か行動しないと、自分が思っているだけだとダメなんだと。
   本当に心を込めて出来ることをやろうと。
   宝塚は総合芸術なので、お化粧はあって、お衣装があって、照明があって、舞台があって、
   やっと整う世界なんですけど、それこそ私服でお化粧も無い、そんな中で自分たちでどれだけできるかっていう、
   私達も挑戦だったんですけど、そういうボランティアツアーを組んで、披露させて頂いて、
   被災者の皆さんから、「震災後、初めて嬉しくて涙が出た」という言葉がそのあとの活動の励みになりました。

高橋:1ファンとしては、プライベートがのぞけるというか、普段の姿が見れるのはすごく貴重だと思います。
   そして、子供たちの為にも活動されているんですよね?

妃乃:今は子供たちの支援を主に活動しています。
   被災地でこどもたちが問題視されていたので、被災地から生まれた
   「Huuugなりきりステージ」という子供たちが主人公のステージを作りました。
   元宝塚の皆さんと一緒に出演したり、一緒に作ったりしながら、子供たちに衣装も着けて。
   子供たちが主人公。物語は、防災教育、いじめ防災教育、私が伝えたいのは命を守ることなので、
   今は、子供たちに命を守れるようなミュージカルをお届けしています。

西:自ら演じているので、理解度が違うんでしょうね。

妃乃:自分事に捉える、成功体験を実践したいなと。
   とにかく肯定するような物語で、「きみがヒーローなんだよ」と。
   子供たちの目がキラっとした瞬間が一番好きな瞬間です。

高橋:もう、学校つくってもらってもいいですか?(笑)
   いつか私の子供に通わせたいです。

妃乃:ひゃー!

西:多分いっぱい褒められるんでしょうね。
  現在は、一般社団法人ハーグで活動していますが、カタリジェンヌとして活動していると伺ったんですけど、。

妃乃:コロナ禍の中で、ステイホームしながら、宝塚の元トップスター含め24名で、
   一つの作品をYouTubeで。
   HuuugのYouTubeチャンネルを作って、カタリジェンヌで聞いてもらえたらと。

高橋:カタカナでね。

西:元タカラジェンヌということで、今後のキャリアに繋がるんですか?

妃乃:今も舞台とかで活躍されている方、 ご出産した方、宝塚時代からずっと表舞台から離れていた、
   という方も含めて、協力して頂いて、やりました。

~~~

高橋:今日は、妃乃さんから、南三陸の山内鮮魚店の
   海鮮珍味セットをプレゼントとしていただきました。
   こちらどんな商品ですか?

妃乃:これは南三陸で有名な山内鮮魚店。
   これは着色料とか、保存料が無添加で、体に良いものです。
   地元の海産物を加工して、美味しい珍味のセットになっているので、
   是非是非、美味しい南三陸の海鮮を味わって頂けたらなあと思います。

高橋:聞いているだけで美味しそうですね。


~~~



今回は、「山内鮮魚店の海鮮珍味セット」を【3名】にプレゼントいたします。

ご希望の方は「日本カワイイ計画。withみんなの経済新聞」サイトのトップページにある「番組にメール」から、
1:おなまえ 2:住所 3:連絡先
そして「東北」と書いて送信してください。


※締め切りは5月30日 日曜日 到着分まで。
 当選者の発表はプレゼントの発送を持ってかえさせていただきます。

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