【Today’s PLANET】
今日はチーズの本場・フランスで、チーズ熟成士として活動している久田惠理さんにお話を伺いました。
フランスでは時間があるときは食後に食べたりするそうで、食事の締めといった位置付けが伝統的なんだそうです。
ですが時代の流れとともに変わってきているそうで、食前酒を飲むときのおつまみとして近年楽しまれてきているんだそうです。
チーズは3000種くらいあるそうで、牛の乳から作られたチーズだけではなくヤギの乳から作られたものなど様々なんだとか。しかし、種類は多いですがフランスの人は色々なチーズを食べているわけではなく、地元や家庭で楽しまれていたチーズをずっと食べる過程が多いんだそうです。
また、チーズにも時期があるそうで、今はヤギや羊のミルクから作られたチーズが旬なんだそうです。また、同じチーズでも作られた時期などで味が少しずつ違うそうなので1年通して同じ味、というわけではないんだとか。
フランスのチーズはそれだけで完成されたものだそうですが、地方に行くとその地方でしか食べられないようなチーズ料理なんかもあるんだとか。また、チーズフォンデュはフランスでは昨日の固くなったパンをつけて食べるため質素な料理、といった印象なんだそうです。
久田さんはフランスでチーズ熟成士として活躍されていますが、フランスでチーズを売ることはとても大変なんだそうです。今日食べて美味しいものや明日食べて美味しいものなど、食べる時間に合わせて売っているんだそうです。
そんな久田さんのつくったチーズはパリから直輸入して日本でも売られています。
「フロマジュリー・ヒサダ」は日本に6店舗あり、ネット販売も行なっていますので、ぜひみなさんチェックしてみてくださいね。
https://www.hisada-paris.com/
【シェリーめぐみ from NY】
今日も、シェリーめぐみさんにお話を伺いました。
アメリカのミレニアル世代がチェックしている未来が見えるポップなニュースで世界の今をキャッチアップ!
アメリカは今引越しブーム!飛ぶように家が売れていて、エクサーブ、準郊外と呼ばれる郊外よりもっと外側で異常なブームが。場所によってはパンデミック前の値段の2倍にも!とにかく買い手が多すぎて家が足りなくなっているんだそうです。
コロナから逃れるためではなく、理由の一つとしてはリモートワークなんだとか。リモートワークが定着し、家族が生活している中で家で仕事するのは大変。都市部の狭い家ではもっと手狭に。一方で、リモートだから会社から少し遠くなっても大丈夫なので通勤に不便でも自然が近く値段が手頃で人お家に買い替えようという動きが。
そもそもリモートワークできる人たちは大企業やIT系をはじめとしたある程度お金がある人たち、そこに3回の救済金が入り旅行や外食を控えたため各家庭の貯金が増えたことも理由に。
そして最大の追い風になっているのが歴史的な低金利。
パンデミック終わって金利が上がる前に買わなければという駆け込み需要になっているんだとか。
しかし、これで大変大きなダメージを受けているのが低所得者。長年借りて住んでいた家やアパートを大家が打ったために行く場所に困っている人が多数。しかもコロナで失業しているのもこういった層なので家賃もまともに払えていない。今はパンデミックで滞納免除になっていますが、それもいつかは終わるので、そうなるとホームレスが大量に出るという懸念が。
豊かになった層と真逆の層でますます格差が広がっているという状況が生まれ社会問題になっています。
シェリーめぐみさんのサイト“MEGUmedia-New York”はこちら!
https://megumedia.com/