アメリカのコロナワクチン副反応の現状とZ世代体験談 6/2 NY Future LAb

 

これからの時代の主役となる「Z世代(10代~22歳)」と「ミレニアル世代(23歳~38歳)」にフォーカス。アメリカの若者たちが普段何を考え、何に影響を受け、どうした性質や特徴があるのか、さらにグローバルビジネスや海外進出企業も知りたいこれからの消費動向について、ミレニアル・Z世代評論家のシェリーめぐみが座談会形式で彼ら、彼女らの本音を引き出していく。



☆シェリーさんのPresident記事はこちらから!

本記事の音声はこちらからお聴き頂けます!

今回はアメリカのコロナワクチン副反応の現状とZ世代体験談について



<本記事を要約すると…>
●NY市内のコロナで亡くなった人が、ついに0に!

●先週末の3連休(メモリアルデー)では、3700万人が車で、900万人が飛行機で移動している。一方で本当にワクチンを接種したのか疑問が残るような人たちがマスクをせずにイベントに参加している姿も散見され、今後の結果に注目が集まる。

●新メンバーのシャンシャンはワクチンを接種したことでアレルギー反応が出てしまい、ワクチン接種を後悔している。

●ワクチンを接種した人のうち4863人が亡くなっていて、確率にすると0.0017%。ただそれでもアメリカではこれまでコロナが原因で60万人近く亡くなっているので、副反応のリスクよりは接種した方がいいという判断になる方が多いのも確か。


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綿谷エリナ:綿谷エリナのOn The Planet 。この時間は「NY Future Labミレニアル・Z世代研究所」です。



ヒカル:Hi I’m Hikaru,

シャンシャン:Hi. I’m Shan Shan.

ミクア:Hi I’m Mikua.

ケンジュ:Hi I’m Kenju .

メアリー:Hi I’m Mary and welcome to NY Future Lab 2021.



綿谷エリナ:
今夜もニューヨーク在住のジャーナリストでミレニアル世代とZ世代評論家・シェリーめぐみさんと電話が繋がっています。シェリーさん!

シェリー:
エリーさん! こんばんは~!

綿谷エリナ:
こんばんは!

シェリー:
今日はビッグニュースがあるんです!

綿谷エリナ:
おお、なんですか?

シェリー:
NY市内のコロナで亡くなった人がおとといついに0になりました!

綿谷エリナ:
WOW!それはいいニュースですね!!!

シェリー:
去年の三月くらいは一日200人以上、なんてときもあったので、それから考えると夢のような状況になっています。そんなアメリカ、先週末が三連休でした。いまアメリカではおとなの過半数がワクチンを完了しているので、どこもどんどん経済再開していて、そんな中で初めての大型連休です。ということで、海開きも二年ぶりなんです。

綿谷エリナ:
ほんとだ。そうですよね。

シェリー:
大型イベントなんかもだいたいみんな2年ぶりなんです。家族が集まってBBQしたりということで、3700万人が車でアメリカを大移動!900万人が飛行機で移動しているんです!

綿谷エリナ:
そんなに!?Wow!メモリアルデーでしたっけ?今回の休日…

シェリー:
メモリアルデーです!
突然かなりノーマルに近い状態に戻ったアメリカですが、これで今回の大移動で感染が増えなければ、まあ結果がでるのは1週間2週間かかりますけど、それでコロナ感染者が増えなければ最初のハードルはクリアということになるのかなと。

綿谷エリナ:
そうですね。

シェリー:
変異種のこともあるので、今後どうなるのかな、という感じです。

綿谷エリナ:
今後どうなるか、、、
でも着実に前に進んでいる感じがするのは、私たち日本にいても嬉しいですよ。

シェリー:
そうですよね。みんな順番で先に進んでいけると思います!

綿谷エリナ:
はい!さて、NYのミレニアル世代・Z世代が本音で座談会するNY Future Labなんですが、今日からラボに新しいメンバーが加わったんですね?

シェリー:
そうなんです!新しいメンバーが加わってくれました。大学2年生Shan Shanが新規加入ということで…

綿谷エリナ:
すごいかわいらしい声が聞こえました!

シェリー:
かわいいんですよ!

綿谷エリナ:
彼女はどんな経緯でLabに参加してくれることになったんですか?

シェリー:
彼女もね、大学で日本語を勉強しているんです。専攻じゃないんだけど、日本語のクラスを取っていて。
だから、日本語を聞くのは結構分かるんですけど、まだしゃべるのは自信がないようで、英語が多いんですけど、これから頑張るとのことです!

綿谷エリナ:
じゃあこのLabで一気にしゃべる力も伸びるかもしれませんね!
新しい人が増えると視点も豊かになるかも知れませんね。
で、今日はどんなトピックなんですか?

シェリー:
この突然の経済再開の大波の中で、ニューヨークそしてZ世代の暮らしはどう変化しているのか、それに対しどう感じているのか、そしてみんなはワクチン打ったのか?

綿谷エリナ:
ああ、そうそうそう!

シェリー:
そして気になる副反応について、聞いていきます。まずメアリーは3連休の少し前にどうしても飛行機にならなければいけない用事があったそうなんですが、その時の体験から。



メアリー:When we went to LAX, super packed. I felt kind of scared honestly.

シェリー:Maryは少し前にロサンゼルスに行ったけれど、LAXの空港がものすごく混んでいて、ソーシャルディスタンスできないくらいでとても怖かったと言うんですね。

メアリー:Like my parents for example they today left for 2-week trip because they are really sad about the fact that they soon gonna have to return to the office.

シェリー:でもメアリーの両親はもうすぐオフィスに戻らなければならないのが悲しくて、今日ちょうど旅行に出たって言うんですね。

メアリー:I don’t want to go to school physically. I don’t want to take the train and I don’t want to see like be near people. But I also miss my friend. So I don’t know how I feel.

シェリー:私自身は電車に乗って学校に行きたくないし、人にもあまり近寄りたくない。でも友達にも会いたいから、今自分でもどう感じているのかよくわからない、と言うんですね。

ミクア:I’m ready to go outside because I’m tired of like this thing on the computer. Recently I have been like taking the train and going places to get the things done. I feel good.

シェリー:ミクアはもうコンピューターで全部やるのに疲れてしまったので早く外に出たい。この間ちょっと地下鉄に乗って出かけたけれど気分がよかった。

ケンジュ:Like at the beginning at the normal stages now. I was on the train yesterday it was packed. Some people were not wearing a mask. I don’t know if it’s safe or not but I think it’s definitely safer than before.

シェリー:確実にノーマルな時期の始まりだと思う。昨日乗った地下鉄はすごく混んでいたし、マスクしていない人もいた。安全かどうかわからないけれど、以前よりは安全になっていると思う。



綿谷エリナ:
いや、聞いていると急激なので戸惑っている感じはありますよね。

シェリー:
そうなんです。あと個人差も大きいというか、両親は旅行に行っちゃったんだけど、自分は絶対飛行機も電車も嫌!みたいなね。
NYはパンデミック初期に本当にひどい状況だったので、他のアメリカ各地に比べて若者もかなり注意している人が多いと思います。

綿谷エリナ:
たしかに。

シェリー:
だけどね、他の州のイベントなどをテレビでみると、マスクしている人はもうほとんどいません。

綿谷エリナ:
あ、そうなんですね・・・

シェリー:
もう密だしね、「え、なに?なにかありました?」みたいな(笑)
「ワクチンを打っていればマスクしなくていい」ということになっているんですけど、果たして本当にワクチン打ってるのかな?って…

綿谷エリナ:
本当ですよね。コントロールも出来ないですよね、それだけ人がいるとね。

シェリー:
でね、そのワクチンですが、1ヶ月前にみんなに打ったかどうか聞いた時は「まだ様子を見たいな~」ということで誰も打っていませんでした。
今回はどうだったかというと、打ったのは新メンバーのShan Shanだけでした。

綿谷エリナ:
あ、そうなんですか!

シェリー:
みんなまだ打っていないと。今ニューヨークでは本当に簡単に予約できるようになっているし、ウォークインで予約なしで主要駅などでも打てる。
それでもなぜ打たないのか、まずヒカルから聞いてみました。

ヒカル:正直マスクとかもしているし、外出するわけでもないので、そこまでまだ必要性も感じていないとか。

シェリー:でもいつかする?

ヒカル:そのうち、はい

メアリー:私の理由は時間がなかったから。でも欲しくなっちゃった。

シェリー:打ちたくなった?

メアリー:I haven’t made any plans yet, but I’ve been looking into it and apparently the pharmacy that like 2 blocks away.

シェリー:まだアポはとっていないけれど、ワクチンやってるドラッグストアが近くにあるので、そこでやろうと思っている、というのがメアリー。ミクアは?

ミクア:Eventually I’m gonna get it because I wanna go to school in person.

シェリー:対面授業を受けたいからワクチンを打つと思う。ミクアは9月から大学生なんだけど、ニューヨークの公立大学はワクチン打ってないと対面授業には出れないんだよね。 

シャンシャン:Ok I kind of regret getting the vaccines because I had pretty serious side effects.

シェリー:シャンシャンは副反応がひどかったので、ワクチンを打ったのを後悔しているっていうんですね。どんな副反応だったんだろう。

ャンシャン:So my first dose, there was no pain at all, except for my arm swollen.

シェリー:1回目の時は打った腕の筋肉が痛くなるくらいだった。2回目は?

シャンシャン:I had severe headache, my entire body was just sore, it was muscle pain all over, it was like I was hit by a hammer.

シェリー:ひどい頭痛と全身の筋肉痛がハンマーで叩かれるみたいに痛かった。

シャンシャン:Then I had an allergy. I had rushes on my back.

シェリー:背中にはアレルギーの発疹が出た。

シャンシャン:Which all disappeared in a few days or so, but I think I’m allergic.

シェリー:全て2〜3日で治ったけれど、私多分ワクチンにアレルギーがあるんだと思う。



綿谷エリナ:
それは大変でしたね…

シェリー:
ちょっとね。今のところこういう副反応って、免疫力の強い若者の方がひどいと言われているんですよね。

綿谷エリナ:
あ、そうなんですね。

シェリー:
あと2回目の方が抗体が出来ているから、余計にひどくなるみたいです。
で、頭痛や発熱は若者には当たり前のようにあって、ただシャンシャンのはアレルギーが入ってるのでちょっとひどいほうかも知れませんね。

綿谷エリナ:
発疹はちょっとねえ…あらら。

シェリー:
そう。だからもう打ちたくないと言っています。アメリカでは去年12月からこれまでワクチンが2億8千回以上接種されていますが、アレルギーによるショック症状から、血栓症、心筋炎などの報告もあるんですね。これら全部含めこれまでワクチン接種した人の4863人が亡くなっていて、確率にすると0.0017%。かなり低くはある。でも亡くなった人もいる、まだワクチンとの因果関係ははっきりと証明されていないんです。
これはもちろん重要な問題だが、アメリカはこれまでコロナで60万人近く亡くなっているので、副反応のリスクよりは接種した方がいいという判断になる方が多いのも確かなんです。

綿谷エリナ:
そうですよね。もう少しどんな人がハイリスクなのかわかると、心づもりが出来るって意味で、より安心かも知れませんよね。。

シェリー:
それは本当にその通りです。これからもっとそういうのが出てくると思いますよ。みんないま研究しているところなので。まだ始まったばかりということでね、分からないこともおおいんですけど。それを待っているっていう人も多いんです。

で、このコロナの話なんですけど、来週に続くというか…オリンピックについどう考えているか聞いてみます。

綿谷エリナ:
うわー!若い世代がどう考えているか、非常に気になりますね。
来週も楽しみにしています。
シェリーさん、今週もありがとうございました!

シェリー:
ありがとうございました!

綿谷エリナ:
そしてNY Future Lab、JFNアプリAuDee そしてSpotifyでもぜひチェックしてみてくださいね。次回もお楽しみに。

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