エフエム山陰 と BSSラジオ、山陰に位置する2社のラジオ局が共同制作する特別番組。
2021年6月20日(日)8時30分~8時55分放送の第6弾は、「風水害」をテーマにお届けしました。
梅雨の時期、そして これから台風の季節。雨や台風について、いざというときにどうすればいいのか。気象台など専門家にお話を伺いました。
ご紹介した内容はこちら。ぜひご覧ください。
気象庁は2021年6月17日(木)から、豪雨をもたらす「線状降水帯」の発生を伝える情報の発表を始めました。
「線状降水帯」とは、積乱雲がまとまって停滞したり、同じ場所を通過したりすることで、線状になった雨域のことです。同じ場所で非常に激しい雨が降り続き大雨となるため、災害が発生する可能性が高くなります。近年は毎年のように線状降水帯による災害が発生しています。
「顕著な大雨に関する情報」というタイトルで気象庁ホームページの雨雲をとらえている気象レーダーの画像に線状降水帯の雨域を楕円で表示する予定です。「顕著な大雨に関する情報」が発表された場合は、気象庁が発表する防災情報や「キキクル(危険度分布)」及び市町村の発表する避難情報等を確認して、速やかに適切な避難行動をお願いします。
また、避難による呼びかけが変更になりました。避難に関する情報は、市町村から発令されます。2021年5月20日付で災害対策基本法の一部を改正する法律が施行されました。避難の呼びかけに関する改正としては、「避難勧告」と「避難指示(緊急)」は、「避難指示」に一本化されました。これは、本来非難すべき避難勧告のタイミングで避難せず、逃げ遅れにより被災する方が多数発生していることや 避難勧告と支持の違いも十分に理解されていないことによるものです。警戒レベル3の「避難準備・高齢者等避難」が発令されているかどうかは必ず確認し、適切な避難行動をお願いします。