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岡根谷さんは、1989年 長野県生まれ。
幼少期から家族で国内外に出かける機会があった中、
高校時代に受けた ”地理の授業” をきっかけに
世界へ目を向けるようになったそう。
「行ったことのない国の暮らしが、気候や歴史背景から
想像出来て、自分たちと違う生活があるというのが
すごく面白くてワクワクして!
行ったことのない世界の暮らしに思いを馳せたりしていました。」
その後、知らない世界 = 途上国に関われる仕事を目指し、
東京大学工学部土木工学科へ進学。
そして、大学院時代にはウィーンへ交換留学し、
国連本部でのインターシップを経験されました。
「国連本部は、多国籍で様々な考え、働き方があって、
すごく面白い環境でした。学校の夏休みには、
東ヨーロッパの国々を中心にバックパックで旅して
1年間で30カ国ほど、訪れました!
その頃、地理で習った知識や想像していた生活が目の前にあって
楽しくて仕方なくて...爆発していましたね(笑)」
そして、国連本部でのインターンシップで
オフィスワークを続けていた中、
人の生活を良いものにできているか不安に思い、
自ら現場を志願し、ケニアでの食糧支援プロジェクトに参加されました。
「ケニアに行き、農家の家庭に滞在させていただき、
3ヶ月間生活を共にしてプロジェクトに関わらせていただきました。
プロジェクト自体は、やりがいを感じましたが、
生活を整える開発で、逆に犠牲が出るというのを、
この家庭での生活で知って、すごく衝撃を受けました。
確かに国全体では良い事があるのかもしれないですが、
目の前の人が悲しんでいる、というのが、
自分が生涯したいことなのか、と疑問に思ってしまいました。」
今まで信じて進んできた道が揺らいだ時、
”家族皆が笑顔になる夕食の時間” で
世界の台所探検家への道が開けたそう。
「特別なご馳走ではなくても、周りの人を笑顔にできる。
美味しい笑顔は、誰も犠牲にしない。
世界中、全員が平等に笑顔になれる "料理の力"に目覚めました。
そこで、もっと世界中の料理をする人に会いたい、と思って
出かけるようになっていきました。」
帰国後は、クックパッドに入社し、
プライベートで、世界の台所探検家として活動をスタート!
ブログで世界の料理をする人について発信していたところ、
仕事につながり、現在へと繋がっていったのだそう。
来週も岡根谷さんをゲストにお迎えします。
M. 全力少年 / スキマスイッチ