■タイトル:「無題」
■素材:土
■サイズ:24×24×30cm
森節子(もり せつこ)
1973年しょうぶ学園開設当初から同園に入所する彼女は工房しょうぶの姉御的存在。もともとnui工房で織りや刺繍の作業をしていたが、ひょんなことから土の工房にやって来たのは7年ほど前のこと。その器用で力強い指先から生まれるオブジェは、手のひらサイズの小さなものから巨大なものまで様々だが、縄文時代のようなプリミティブなバイブを感じさせるものが多い。どこからそのインスピレーションは降ってくるのか、練る、削る、彫る、描くといった止むことのない行為が積もった土の塊たちは、正に彼女自身の強さと優しさのようだ。
■しょうぶ学園
https://shobu.jp/