「う」のつくもの、黒いものを食べましょう!
土用の丑は、1年でもっとも恐ろしい土用。今年は7月28日です。
なぜかというと、大暑、立秋直前は、1年でもっとも体力がなくなるとき、
季節の変わり目、夏の大地、人間の身体の中の湿度が逃げないので、
ウナギなどを食べて、体力を回復します。
万葉集のころから、うなぎを食べるといいと記されていますが、
江戸時代に、平賀源内が夏にうなぎを売るために、ビタミンAや、
疲労回復効果に注目して、売り出しました。
夏を表す色は赤、これに対抗するために、黒いもの(冬の色)を食べます。
あるいは、「う」のつくもの。玉子などです。
土用は、土公神(どこうしん)を怒らせないように、
土いじりや井戸ほりをしてはいけない、という言い伝えもあります。
これは、真夏に外での作業は命にかかわるということをいましめる智恵だったのでしょう。
季節の変わり目、美味しいものを食べて、 ゆっくり休んでくださいね!