(左から)伊藤健太郎さん、福田萌子さん、野島裕史
◆ロードレース界のレジェンド、今中大介に直撃!
6月6日(日)に開催された、山梨県富士吉田市にある富士スバルラインを舞台におこなわれる日本最大級のヒルクライムレース「富士の国やまなし 第17回 Mt.富士ヒルクライム(以下、富士ヒル)」。野島は、本番組スタッフの小西プロデューサー、声優仲間でチームボイシクルの一員でもある伊藤健太郎さん、モデルでサイクリストの福田萌子さんとともに「富士ヒル」に参加。
前編に続いて、当日の様子を振り返りました。
主催者選抜クラス男子は、TEAM ZWC(Zwift Warriors Cycling)の池田隆人(いけだ・たかと)選手が、大会新記録の56分21秒で優勝。女子は、SAGISAKA(サギサカ)所属の望月美和子(もちづき・みわこ)選手が、1時間13分41秒で優勝を果たしました。
そして、本番組でもおなじみ、ロードレース界のレジェンドで「富士ヒル」の大会アドバイザーでもある今中大介さんに、大会開催についての感想など話を伺いました。
今中:やはりコロナ禍で、したくてもできないことが多かったじゃないですか。最初、気持ちは前向きで頑張っていた方々も、長期化したことで少し気持ちが萎えるなどもあったかと思います。こういう形で、「Mt.富士ヒルクライム」がちゃんと開催されることになって(参加者は)モチベーションも上がったでしょうし、スポーツや生活って気持ちにとってすごく大事ですよね。
今大会によって気持ちを取り戻すことができた。自転車って、よく人生に例えられますけど、キツイところをこなしながら、そして大会に向けてやってきたその喜びをみなさん感じられたと思います。
タイムが良くても悪くても全力で走れたことは、本当にみなさんにとって、これから活きてくると思うので、まだ参加されたことのない方は、ぜひ来年に向けて、1つのチャレンジとして目標に掲げて頑張ってほしいです。(レースを通じて)日本一の富士山の素晴らしさをより感じていただけると思いますので、ぜひ走りにきてください!
◆初参加のとき以来、純粋に楽しめた「富士ヒル」
野島:やはり、大会を開催することができたという喜びがすごく伝わってくるインタビューでしたね。今回、今中さんもおっしゃっていましたけど、記録を出すことよりもやはり大会を開催でき、参加できたことがうれしいので、エンジョイする、楽しむことをテーマに、僕は「富士ヒル」に参加しました。そういった意味では、(無事にゴールもできて)目標達成だったかなと思います。
(レース中は)寒くて雨もすごかったんですけど、1ヵ所、景色がよく見られるところもありましたし、こうしてエンジョイして「富士ヒル」を楽しむのは、初参加のとき以来かなという気がしました。
そしてなによりも、このコロナ禍で、大会スタッフさんや関係者のみなさん、そして参加者のみなさんとすべての方の協力があって、大会を無事に開催できたことが本当によかったなと思います。
さて、少し気が早いんですけど、来年の「富士ヒル」の目標は、90分ぎりしたいと思います。そしてなにより、(レース当日は)晴れてほしい!
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また、野島をはじめ、小西プロデューサー、伊藤さん、福田さんによるゴール後の和気あいあいとしたコメントや下山時のこぼれ話などもお届けしました。その模様は、ぜひ
「radikoタイムフリー」でチェックしてみてください。
次回7月29日(土)〜8月3日(火)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」は、野島裕史のサイクルコラム「富士ヒルクライム裏話!」をお届けします。どうぞお楽しみに!