TOKYO FMの新音声サービス「AuDee(オーディー)」にて配信中のコンテンツ「Monthly Artist File -THE VOICE-」。1ヵ月ごとに担当アーティストが替わり、楽曲の制作秘話や番組でしか聴けない特別なエピソードを語ります。7月はSUPER BEAVERが担当。7月18日(日)の放送では、ボーカルの渋谷龍太がお笑いコンビ・NON STYLEの石田明さんをゲストに迎え、昼下がりにぴったりな楽曲を紹介しました。
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◆中学生時代から好きなお笑い芸人と夢の対談
今回の放送では、お笑いコンビ・NON STYLEの石田明さんがゲスト出演しました。渋谷は石田さんがかつて出演していたお笑い番組が大好きだったそうです。
渋谷:僕、「オンバト(爆笑オンエアバトル)」(NHK総合)世代なんですよ。
石田:そっかあ!
渋谷:中学生の頃からNON STYLEをテレビで観ていました。しかも、NON STYLEって「オンバト」で一度も負けていないんですよね。僕のなかでは伝説的な人なんですよ。
石田:ありがとうございます(笑)。
SUPER BEAVERの音楽が好きだと語る石田に、渋谷は楽曲に触れたきっかけを尋ねます。
石田:僕、小さいライブハウスによく行くんですよ。好きなミュージシャンがいて、一緒に飲みながらいいバンドを教えてもらったり、いろんな方と交流していくなかで(SUPER BEAVERの)名前が挙がったんですよ。
渋谷:そうなんだ!
石田:それで「タワーレコード」に行ったときにSUPER BEAVERの音楽を聴いてみたら、「ああ、好きなやつ……」って思って。聴きだしたのはそれからです。僕ね、イメージがないと思うんですけど、ステージの最前列で騒いでいるんですよ。
渋谷:絶対に石田さんってバレませんか?
石田:一番前だから。
渋谷:そうか、顔が見えない(笑)! でも、シルエットが石田さんじゃないですか。
石田:僕ね、白の服を着てないとあんまりバレないんですよ(笑)。
◆病で苦しむ石田を支えたのは、SUPER BEAVERの楽曲だった
昼下がりにぴったりな楽曲を紹介するコーナーでは、石田がSUPER BEAVERの「ひとりで生きていたならば」を選曲しました。
石田:僕が新型コロナウイルスに感染したときに、渋谷君が連絡をくれたじゃないですか。そのときも正直な気持ちで返事をしたんですよね。嫁さんと「ひとりで生きていたならば」を聴きながら乗り越えていますと。
渋谷:そうでしたね。
石田:「家族で俺たちは生きてるねんな」と思ったし、「生きているからこそこんなことを思うねんな」ってことがすごく響いて。嫁さんとドア1枚挟んで会話ができへんときに、「ひとりで生きていたならば」をお互い聴きながら過ごしました。
渋谷:へええ!
石田:あの曲があったから乗り越えられたと思う。
渋谷:めちゃくちゃ嬉しいです。音楽家冥利に尽きます。ありがとうございます。
石田:いやいや。僕は常にSUPER BEAVERで乗り越えています。