日本人が恐怖を感じるのは視覚より?
怪談の歴史は、芸能人のルーツと関係が?!
日本の歴史と文化にくわしい井戸理恵子さんがお話します!
日本人が恐怖を感じるのは、見た目より、音、想像力・・。
能や歌舞伎のどんどんどんどん という効果音は、水の音、水が湧き出る音を表現しています。
夏・・湿度が高くなってくるというのがお化けを感じる要因のひとつ。
生ぬるい風、細菌も増える・・気持ち悪さを払拭するために、人格化して物語になり、お化けになっていきます。
ぞわっとした感じで気持ち悪さを払拭すると同時に、亡くなった人は思い出してほしい、という伝統が日本にはあります。
亡くなった人の魂を慰める役割をはたしてきた人たちに、
瞽女など目の見えない芸能者、そして、恐山のいたこなどがいました。
彼らを通じて、亡くなった人たちの思いをはらすことによって、
今のわたしたちが未来に向かうことができるのです。
そして、井戸さんは恐山でも不思議体験?!