【東京プラス】東久留米市 ～ 雨が降ると川の水位上昇が早いため要注意。市は情報発信体制に注力
毎週土曜日オンエア「防災FRONT LINE」のスピンオフ版。
東京とその周辺の防災の取組みを、各自治体ごとにピックアップして紹介します。
東京とその周辺の防災の取組みを、各自治体ごとにピックアップして紹介します。
防災をより身近なものとしてとらえるために、東京とその周辺の各自治体の防災の取組みについてお伝えしています。
自治体ごとの防災対策は、それぞれの地域の特徴や注意すべき点などを踏まえて、
さまざまな独自の取り組みが行われています。
今回は東久留米市です。
防災上、気を付けなければならない特徴について防災防犯課課長補佐にうかがいました。
（東久留米市は）多摩地域の中では珍しいくらい中小の河川が多いところで、
黒目川、落合川、立野川といった３河川が東に向かって流れています。
その流れた先で新河岸川に合流し、さらに荒川に合流するという川の流れになっています。
地形的には、そういった河川が多くあるため、川づたいの地形が凸凹していて、
隆起があったり、河岸段丘があったりする構造になっているのが大きな特徴です。
河川の最上流部にあたるため、雨が降ってから水位が上がるまでの時間は、他の大規模な河川に比べると比較的短いです。
降った雨がすぐに河川の水位を上げることになるので、早めの避難が必要だということ。
河川の情報について、できるだけ早く情報を掴んでいただけるとありがたいと思います。
このような特徴がありますので、出来るだけ早く市民に情報を伝えるための体制づくりに力を入れていると言います。
ひとつは「安心くるめーる」というメールの配信サービスで、無料登録しておくと、
防災行政無線の放送内容をはじめ、市内の災害発生状況や避難情報などがメールで届きます。
また、ツイッターの東久留米市防災防犯課のアカウントでも
同様の情報が発信されますので、ぜひフォローしておきましょう。
そして、地元メディアとの連携もしています。
地域コミュニティＦＭとして「ＦＭひがしくるめ（TOKYO854くるめラ）」というのが開設されています。
市と協定を結んで、災害が起きた時、いまの東久留米でどういうことが起こっているかという情報発信をします。
（メールやツイッターだけでなく）ＦＭひがしくるめ（TOKYO854くるめラ）を聴いていただいて、
そこから音声で情報を得るという方法もあります。
災害時の情報入手と同じように、あらかじめ身の回りの危険を知っておくこともとても重要です。
水害の時に浸水するのはどこか。
がけ崩れなどの土砂災害が起こる恐れがあるのはどこか。
また、自宅近くの避難場所はどこか。
こうしたことは市が作っているハザードマップや防災マップで確認しておきましょう。
ところで、避難所については、感染症対策の観点や避難所不足といったことから、
多くの自治体で、自宅で安全が確保できる場合、在宅避難が推奨されるようになっています。
高齢化も少なからず関係していて、台風などの場合、暴風雨の中、危険を冒して避難所へ行くよりは、
家の中で安全を確保するという考え方もあります。
ただ在宅避難には不安の声もあるようで、このような話もしてくださいました。
在宅避難になると市から災害時に支援が受けられないんじゃないかっておっしゃっている市民の方もいるんですけど、
そんなことはなくて、多くの方が在宅避難をした中で、
市としても、お家で避難生活をされている方への支援も考えていますので、
安心して避難のやり方を選択していただければと思っています。
在宅避難以外にも、安全な地域に住んでいる親戚や知り合いの家、宿泊施設などに避難する方法もあります。
“避難所に集中しない”という意味で「分散避難」と呼んでいて、
避難の流れをまとめたパンフレットを市のホームページで見ることができます。こちらもぜひ確認してください。
≪関連リンク≫
・東久留米市HP 防災情報
https://www.city.higashikurume.lg.jp/kurashi/anzen/bousai/index.html
自治体ごとの防災対策は、それぞれの地域の特徴や注意すべき点などを踏まえて、
さまざまな独自の取り組みが行われています。
今回は東久留米市です。
防災上、気を付けなければならない特徴について防災防犯課課長補佐にうかがいました。
（東久留米市は）多摩地域の中では珍しいくらい中小の河川が多いところで、
黒目川、落合川、立野川といった３河川が東に向かって流れています。
その流れた先で新河岸川に合流し、さらに荒川に合流するという川の流れになっています。
地形的には、そういった河川が多くあるため、川づたいの地形が凸凹していて、
隆起があったり、河岸段丘があったりする構造になっているのが大きな特徴です。
河川の最上流部にあたるため、雨が降ってから水位が上がるまでの時間は、他の大規模な河川に比べると比較的短いです。
降った雨がすぐに河川の水位を上げることになるので、早めの避難が必要だということ。
河川の情報について、できるだけ早く情報を掴んでいただけるとありがたいと思います。
このような特徴がありますので、出来るだけ早く市民に情報を伝えるための体制づくりに力を入れていると言います。
ひとつは「安心くるめーる」というメールの配信サービスで、無料登録しておくと、
防災行政無線の放送内容をはじめ、市内の災害発生状況や避難情報などがメールで届きます。
また、ツイッターの東久留米市防災防犯課のアカウントでも
同様の情報が発信されますので、ぜひフォローしておきましょう。
そして、地元メディアとの連携もしています。
地域コミュニティＦＭとして「ＦＭひがしくるめ（TOKYO854くるめラ）」というのが開設されています。
市と協定を結んで、災害が起きた時、いまの東久留米でどういうことが起こっているかという情報発信をします。
（メールやツイッターだけでなく）ＦＭひがしくるめ（TOKYO854くるめラ）を聴いていただいて、
そこから音声で情報を得るという方法もあります。
災害時の情報入手と同じように、あらかじめ身の回りの危険を知っておくこともとても重要です。
水害の時に浸水するのはどこか。
がけ崩れなどの土砂災害が起こる恐れがあるのはどこか。
また、自宅近くの避難場所はどこか。
こうしたことは市が作っているハザードマップや防災マップで確認しておきましょう。
ところで、避難所については、感染症対策の観点や避難所不足といったことから、
多くの自治体で、自宅で安全が確保できる場合、在宅避難が推奨されるようになっています。
高齢化も少なからず関係していて、台風などの場合、暴風雨の中、危険を冒して避難所へ行くよりは、
家の中で安全を確保するという考え方もあります。
ただ在宅避難には不安の声もあるようで、このような話もしてくださいました。
在宅避難になると市から災害時に支援が受けられないんじゃないかっておっしゃっている市民の方もいるんですけど、
そんなことはなくて、多くの方が在宅避難をした中で、
市としても、お家で避難生活をされている方への支援も考えていますので、
安心して避難のやり方を選択していただければと思っています。
在宅避難以外にも、安全な地域に住んでいる親戚や知り合いの家、宿泊施設などに避難する方法もあります。
“避難所に集中しない”という意味で「分散避難」と呼んでいて、
避難の流れをまとめたパンフレットを市のホームページで見ることができます。こちらもぜひ確認してください。
≪関連リンク≫
・東久留米市HP 防災情報
https://www.city.higashikurume.lg.jp/kurashi/anzen/bousai/index.html
コンテンツ一覧
おすすめ番組
