今回は、オフィスやマンションに無人ストア・サービスを展開
するユニークなスタートアップ企業「600(ロッピャク)株式会社」の
金子剛さんにリモートでお話を伺います。

高橋：金子さん、よろしくお願いいたします！
金子：よろしくお願いいたします。
高橋：西さん、この６００株式会社、すごいんですよね。
西：600（ロッピャク）株式会社のホームページを拝見したのですが、
コロナもあるし、あまり家を出たくないような時に、マンションのロビーなどの
共用スペースで生活に必要なものからカワイイ工芸品なども買えてしまう
「Store600（ストアー・ロッピャク）」というサービスを展開されているんですね。
大きな家庭用の冷蔵庫くらいのサイズの透明なケースに、
いろんなものが入っていますが、簡単に買えるんですか？

金子：簡単に買えるんです。
冷蔵庫くらいの大きな棚に電子のスマートロックの鍵が付いていて、
専用のアプリでかざすと、鍵が開いて、商品が取り出させる。
無人のストアなので、安心に買って頂けるようにと。
商品の値札をスマートフォンでスキャンすると、登録しているクレジットカードで決済して、そのままお持ち帰れる。

西：マンションの中に普通無いですよね

高橋：それは一つの扉の中に何個も入っているんですか？

金子：一つの扉の中に、お菓子、雑貨、絵本、飲み物、インスタントコーヒーなど、
色々入っています。

高橋：ファンタジーですね！
元々はオフィス向けのサービスだったんですか？

金子：当初はオフィスに導入してて、大きいオフィスだと1階まで時間がかかったり、
ランチに行くのにすごい行列が出来てたり、コンビニに行くのにも時間がかかるので、
貴重な時間を節約するために、オフィスに置かさせて頂きました。

西：お菓子とかはオフィスにも置き菓子とかあったりしますけど、雑貨とかはあまり見たことないので、
新しい取り組みでしょうね。

高橋：マンションに置くのは、コロナの影響もあったんですか？

金子：マンションはプライベートな空間なので、時間もかかったんですけど、
最初はオフィスに置かさせて頂いたことから、コロナの影響もあり、ニーズが増えてきて、
マンションにも置けることになった。

西：コロナがあったから、置けるチャンスが増えてきたんですね

金子：暮らしの半径50m以内で、必要な物を必要な人に届けることを1分あればなんでも出来るということでやっています。
普通だったら、商業施設まで行って、モノを買うのが当たり前だと思うんですけど、
必要な時に1分あれば必要な物が手に入る、そんな世界を実現出来たら良いなと思います。

高橋：いろんな商品がありますが、どのような品揃えを心がけていらっしゃいますか？

金子：模索中なんですけど、元々はコンビニに売っているようなものを置いてたんですけど、
マンションに置いてから、お客さんの声を聴いている内に、
実はコンビニに売っているようなものでなく、普段は買いにいけない、百貨店に売っているようなものとか、
物産展みたいな催事みたいなもの。
なかなか行きたいけど、ある地域でしか買えないようなものの方が喜ばれることが最近分かりまして。

西：へー！意外ですね！

金子：コンビニって近くに沢山建ってきているので、それがちょっと近くなるより、
「旅行に行きたいけど、行けないな」という、遠ければ遠いほど価値が高いことが分かり、
地方の作り手さん、海外でないと買えないものを置いていきたいなと思います。

高橋：全部言うと大変だと思いますけど、分かりやすい商品だと何ですか？

金子：トミカとか売れてますね

高橋：トミカ！それはお子さん黙ってないですね！

西：1回買うと癖になって

金子：トミカとかって、おもちゃ屋さんに行かないとないですけど、
おもちゃ屋さんも多くないんですよね。
でも、お子さんが遊びたいとか読み聞かせしたい時とか、暮らしのそばで使えるのは価値が高いと思います。

西：600株式会社は、商品と関係ある名前なんですか？

金子：元々は600品を取り揃えているという事から、命名したんですけど、数千…。

高橋：600品越えちゃった！

西：愛ちゃん、何を置いて欲しいですか？

高橋：んー、毛糸とか！
これからニットとか着るから、今のうちに作りたいなと。でも、毛糸屋さんってなかなか行かないんですよ。

西：確かに。お店少ないしね。
僕はね、珍しい文房具とか、海外のオシャレな文房具とかがあると、絶対手出しそう。
これ、面白いですね。「もし、自分のマンションにあったら、何を置いて欲しいか会議」やったら、面白いですね。

高橋：それいいかもしれないですね！

金子：是非、聞かせて頂きたいです。

高橋：私、セレクトの方行きたいですね

西：愛ちゃんセレクトのコラボレーションね。

高橋：実現できますよね

西：できるできる

高橋：楽しかったです。ありがとうございました


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