2021年2月にもシリアからの難民が多いトルコ南部の国境地帯を取材した小松さん。現在、シリアの国民の4人に1人が国外に逃れています。
もともと家族経営の生業が中心のシリア。
特産品としては、アレッポの石鹸、綿花、天然ガスなどの資源でした。
2013年ごろ、トルコは難民を受け入れていましたが、2016年からは国境をとじて、感情的にも反発が高まっています・・。シリアの難民は貧しく、言葉も宗教もちがうので仕事を見つけるのは困難とのこと。
内戦から10年、難民は、長い避難生活で疲弊、コロナで失業者も増加、苦境に拍車がかかっているのに、国際的関心がうすまり、報道も減っています。
小松さんはフォトグラファーとして、シリア難民の現状をたくさんの人に知ってもらいたい、難民にも見守られている関心をもたれることを知らせたいと願っています。また難民の自立の応援となる活動を続けています。
小松さんが写真をとるときに、そしてご自身の活動を通じて、大切にしていることはどんなことなのでしょうか?
そして、井戸さんからは、最近研究している「奈良時代に聖武天皇がなぜ大仏を作ったのか」というお話。
奈良時代は疫病が流行した国難の時代、聖武天皇はどう日本を立て直したのでしょうか。
いまも全国に残る国分寺、国分尼寺が果たした役割とは?
そして、最後に作った大仏。
なんのために?
今回も興味深いお話がつぎつぎに!ぜひお聞きください!
小松由佳さんHP
https://yukakomatsu.jp/index.html
小松さんの著書「人間の土地へ」
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