声優界随一のサイクリスト・野島裕史が、自転車をテーマにお届けしている番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。9月23日(木)〜9月28日(火)の放送は、野島裕史のサイクルコラム「電動空気入れ」をお届けしました。
パーソナリティをつとめる野島裕史
◆野島裕史、念願の電動空気入れを購入!
野島:念願の電動空気入れを買いました! しかも、僕の好きな「マキタ(Makita)」製を選びました。もちろん電動空気入れのメーカーはたくさんありますが、電動工具メーカー「マキタ」のファンなので、とても気に入っております。
空気入れと言えば、
前回このコーナーで超高級な空気入れを紹介したばかりですけど、電動空気入れはその3分の1ぐらいの価格で買えました(苦笑)。
そもそも、空気入れは電動である必要があるのか……そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。実は僕、空気入れをけっこう買っていて、自分にとってベストの空気入れとなかなか出会わず、いろいろな空気入れを渡り歩いています。
なぜいろいろな空気入れを選んでいるのかと言うと、ロードバイクは意外と頻繫に空気を補充する必要があって、ママチャリなどと比べると空気圧がとても高いので、けっこう力を入れて(空気を)入れなきゃいけないんです。夏場に数台の自転車に空気を入れるとなると汗だくになって意外と手間がかかるので、いろいろな空気入れを探してきました。
見た目だけでも楽しもうと、見た目がかっこいいアルミ製の削り出し系の空気入れを買ったこともあるんですけど、どの空気入れも一長一短で。とはいえ、ちゃんと空気を入れないとパンクの危険もありますし、さまざまなトラブルの危険性があるので必ず空気圧を一定にしないといけない。
今回購入したマキタの電動空気入れを、実際に持ってきました! 普通の空気入れとあまり変わりません。重さは1kgちょっとなのかな、片手で軽々と持てるサイズです。
もちろん空気も入れてみたんですけど、めちゃめちゃ楽しい(笑)。すごくテンションが上がって思わず3台、6本のタイヤに空気を入れてしまいました。(電動なので)なんでもっと早く買わなかったんだろうというぐらい楽で。
使い方は、自転車のタイヤの空気を入れる口金のところに合わせたアダプターを取り付けて、液晶画面で空気圧を設定してトリガーを引くと“ドババババババッ!”ってコンプレッサーの音とともに、あっという間に空気が充填されます。タイヤ6本に空気を入れてもバッテリーも全然減っていないし、(電動なので)全然疲れない。
マキタのMP180Dという電動空気入れを買ったんですけど、充電式なのでコンセントにつなげる必要もなく空気を入れることができます。しかも、自転車はもちろん、車も浮き輪も空気が入れられるということで、僕の愛車「カングー」(ルノー社)に積んでおけば輪行の自転車にも、そして海に遊びに行ったら浮き輪にも、そしてルノー「カングー」のタイヤにも空気が入れられる。これは本当に買ってよかった! 今後も新しい発見があったらお話したいと思います。
(※実際に作動させて音を披露しつつ)音がけっこう大きいので、集合住宅にお住まいの方などは夜中や早朝の使用はやめたほうがいいかもしれません。空気入れは日中にしましょう!
次回9月30日(木)〜10月5日(火)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」は、野島裕史のサイクルコラム「AirTagホルダー」をお届けします。どうぞお楽しみに!