LEGENDS 岩崎宏美~シアワセノカケラ~

2021年10月

今回のLEGENDS 岩崎宏美~シアワセノカケラ~は、
10月20日に発売のアルバム、
『筒美京平シングルズ&フェイバリッツ』特集をお届けいたしました。



このアルバムは、昨年、2020年10月7日に逝去された
稀代の作曲家・筒美京平さんの追悼企画として
制作されたアルバムになっています。

歌手・岩崎宏美に提供された楽曲全74曲の中からDISC1には、
『二重奏(デュエット)』『ロマンス』など
シングルA面収録楽曲全18曲を収録。
DISC2には、シングルA面以外の楽曲から、
『月見草』『私たち』など、
岩崎宏美さん自らセレクトした楽曲 19曲を収録・・・
という特別な構成になっています。
DISC2の選曲では80曲近くある楽曲の中から選ぶということで、
かつてないほど悩んだそうです。

宏美さんとしても、このアルバムを通して
デビュー当時からの自身の歌声を振り返ることになり
「当時はこんな軽やかに歌ってたの⁉︎」といったような、
今の歌い方とは違ったところを発見したり、
当時の気持ちを思い出したりなどしたそうです。
特に『素敵な気持ち』は今でもコンサートで歌唱されていますが、
今とは全然違う歌い方に驚くと同時に、今後の参考にもなったとか。

「あれから時間も経ってますから、同じようには歌いませんけれども」

と宏美さんはおっしゃっていましたが、
これからのコンサートがより楽しみになるお話でした。

デビューから続けて筒美京平さんと阿久悠さんのコンビで
曲を書いていただいていた宏美さん。
それから他の作家さんにもお世話になるようになって、
久しぶりの筒美京平・阿久悠コンビの楽曲となった『未完の肖像』。
あまりテレビやコンサートでも披露する機会は少ない楽曲だそうですが、
今改めて聴いても、これは生で披露するには難しいと感じる楽曲だそうです。

中学生の頃に歌手デビューを志して、16歳でデビューしてから
“岩崎宏美はこのぐらい歌えるんですよ!”と
曲とともに支えてくださったのが
阿久悠さんと筒美京平さんのコンビだったそうです。

デビュー前から好きになる歌には
ほとんど筒美京平さんの名前が入っていたという宏美さんは、
デビューして「デビュー曲を書くのは、阿久悠さんと筒美京平さんですよ」
と言われた時に「なんて私は運が強いんだろう!」と、
大好きなお二人に書いてもらえると聞いてとても喜んだそうです。

宏美さんから見て筒美京平さんは“おとなしい方”だそうで、
初めてお会いした時にはキー合わせの時だったそうです。
その時筒美京平さんのピアノの音色に合わせて歌をうたったこと、
その後の初めてのレコーディングのことは、
今でも手に取るように思い出せるとか。

初めてのレコーディングで宏美さんは、
筒美京平さんから

「君はこれから歌い手としてデビューするにあたっていろんな人から“高音”を褒められるかもしれないけど、あなたの良さは“中低音”だから、
それを忘れないで。
それから少しリズムに甘いところがあるから
もっとリズムのある歌をよく聴いてお勉強なさい」

とアドバイスをいただいたそうです。

それから時は経ち、宏美さんは今のご自分の歌声で“中低音”が一番好きで、
今でも歌い続けていられるのも、この時のアドバイスがあったから
と感じるそうです。

他にも、放送では10月20日に発売のアルバム、
『筒美京平シングルズ&フェイバリッツ』から
『許さない』や『Wishes』などご紹介しました。

さらに、筒美京平さんと縁の深い歌手のひとりといえば、野口五郎さん。
そんな野口五郎さんと、宏美さんの初のデュエットソング
『好きだなんて言えなかった』が11月24日に発売されることが決定しました。

宏美さんがデビューして間もない頃、
初めて野口五郎さんとイベントで共演した際に、
デュエットする楽曲を決めるということで連絡があり
初めて直接お話したという二人。
宏美さんにとって野口五郎さんは大先輩という印象でしたが、
その時に優しくお話してくださってトントンと話が弾んで、
イベントも大成功だったそうです。

それから、何度も“ここまで頑張ったんだし、何かできたらいいね”
と言い合っていたそうで、今回、ようやく完成されました。
リリースに合わせまして、野口五郎さんとのコンサートも決まっていますので、詳しくは岩崎宏美さんの公式ホームページをご確認ください。