2021.10.20 ~ 『オフィスオーガスタの30年!第1弾』

第369回 今年8月に、ソロ活動30周年を迎えた杏子が、 『オフィスオーガスタの30年』を振り返りました。



オフィスオーガスタは、1992年に
杏子と現最高顧問:森川欣信さんが設立した事務所です。

松室「最初は、杏子さんの個人事務所みたいな?」

杏子「そうですね。BARBEE BOYSが解散して、
   実家からは、”帰ってきて、お嫁に行け”と言われていて(笑)
   その時、キティレコードを辞めようとしてた ジャイアン(森川社長)から、
   『俺と一緒に会社立ち上げようぜ』って軽く言われて、
   『あ、はい』みたいな、やるか分かんないのに返事して...」

実はその頃、自宅に事務所やレコード会社から
オファーの電話があったそうで、
杏子は、どのように活動するか悩み始めていたのだとか。


そんな中、森川社長と同じキティレコード所属の
女性プロデューサーからも仕事に関する依頼が!

杏子「私が返事しないでもごもごしてたら、
   『どっかにYESって言ったんじゃない?』って言われて
   身内だから良いかなと思って、
   森川さんから誘われて返事したって話したら、
   「ダメよ!!!森川くんは!!』って言われた(笑)」

松室「えー!なにそれ(笑)」


森川さんは、RCサクセションを手がけた、敏腕ディレクターであるものの、
それまでは経営の経験はありませんでした。

その事実に杏子の心は揺らいだものの、次々と舞い込むオファー話に疲れ、
”ダメならお嫁に”という作戦(?)の元、森川さんとの事務所立ち上げを決意。


森川さん、杏子、杏子のマネージャー、デスク(現経理)。
計4人で『オフィスオーガスタ』が始まりました。

松室「これ、なんでオーガスタっていう名前に?」

杏子「ジャイアンも8月生まれ、私も8月生まれ。
   8月生まれの女の子を、オーガスタちゃんっていう風に
   敬称で呼びこともあるので、それで。
   ま、これもジャイアン(森川さん)が『決めたよ〜』って(笑)」


ジャイアンという愛称は、森川さん自身から
『社長は恥ずかしいから呼ぶな』と言われていた時、
当時デスクだったスガワラさんが『ジャイアンさん』と
呼び始めたことがきっかけ!
今でも、杏子はジャイアンと愛を込めて呼んでいます。


こうして、8畳ほどの広さからスタートした『オフィスオーガスタ』!
設立した1992年の忘年会には、突然”ある無口な少年”が登場しました....

杏子「RCをカバーした男の子が居て、なかなか良いからって
   穂苅太郎(当時キティレコード所属)が連れてきたの。
   無口な子だな〜って思っていて、それが、山崎まさよし君。」

松室「山さん、その時、20代前半とかですよね?」

杏子「そうそう。それで、ジャイアンが、穂苅太郎に
   『コイツを連れて、オーガスタに来い』って言ったの!
   オーガスタがまだどうなるかも分かんないのに!」

松室「まだ、その年の忘年会ですよね?(笑)
   設立して、1〜2ヶ月なのに!(笑)」

杏子「だから山(山崎まさよし)は、
   前ゲストに来た時にも言ってたけど、
   気づいたら、オーガスタに入れられちゃったっていう(笑)」



オーガスタの創世記が語られた今回!
続きは第2弾で!
。。。第2弾は、一体いつになるのでしょうか?(笑)



2021年11月2日に、事務所設立30周年を迎えるオフィスオーガスタ。
この1年間を「MUSIC BATON」とし、
様々なライブを仕掛けていきます!

第一弾は、『Office Augusta 30th MUSIC BATON Vol.1
杏子×山崎まさよし×松室政哉「Three Of Us」』!

詳細は、特設サイトを御覧ください。
https://www.office-augusta.com/augusta_30th/musicbaton/



M1. イッツ・オールライト・ママ / 福耳
M2. DISTANCIA〜この胸の約束〜 / 杏子
M3. 月明かりに照らされて / 山崎まさよし