声優界随一のサイクリスト・野島裕史が、自転車をテーマにお届けしている番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。10月14日(木)〜10月19日(火)の放送では、「GARMIN(ガーミン)」のスマートウォッチ「Venu Sq(ヴェニュー エスキュー)」について語りました。
パーソナリティの野島裕史
◆GARMINの「Venu Sq」使ってみた!
野島:今回紹介するのは「GARMIN」の「Venu Sq」というスマートウォッチです。最近、購入したんですけど、僕は一応「Apple Watch」も持っていて、使い始めた頃は珍しさもあって使っていたんですけど、いまいち使いこなせず、最終的には時計としての機能しか使っていなかった(苦笑)。
スマートウォッチをもうちょっと使いこなしたいなという思いもありまして、GARMINのスマートウォッチはいろいろなシリーズが出ていて、サイクル仲間の伊藤健太郎くんや勝杏里くんも持っていて「いいよ」って言っていたので、けっこう前から興味を持っていました。
腕につけるものですから普段使いもしたいなと思いまして、自転車に乗るとき以外もつけていたいなと思うとなかなか自分好みのデザインのものがなかったんですね。ところが、今年2月に登場したGARMINの「Venu Sq」は、わりと僕の好きなタイプ、形をしていて、シンプルなスクエア型でカジュアルにもフォーマルにも似合うデザインなので、“これだな”と思っていたんです。
最近購入しまして、実際に使ってみたら、やはり「Apple Watch」よりはスポーツに秀でていてかなり気に入りました。なにより気に入ったのは、自転車との連携が素晴らしいこと。自転車の機器センサーは、BluetoothでもWi-Fiでもなく、ANT+(アントプラス)っていうサイクルコンピュータなどに使われている通信機能なんですけど、GARMINの「Venu Sq」にはこの機能が内蔵されているので、スピードセンサーやペダルの回転数、ケイデンスセンサーと連携できて、なおかつ心拍センサーもついているので、ちょっとしたサイクルコンピュータ代わりになってしまうんです。
「Apple Watch」と比べてみて“いいな”と思ったのは、バッテリーの持ちがすごくよかったですね。普段、GPS をオフにしておけば5日以上充電しなくても持ちます。さらに重さも「Apple Watch」の半分ぐらい、重さ30グラムぐらいしかないので、24時間つけっぱなしにしてしっかりとライフログを取ることができます。
心拍はもちろん呼吸数なども常にログすることができて、寝ているときにつけていても違和感がないので、睡眠の質をチェックすることができます。それをグラフ表示で見ることもできて、けっこう楽しい。
心拍センサーがかなり優秀で、手持ちのサイクルコンピュータと連携することも可能なので、これがあれば自転車レースに出るときにとても便利かなと思いました。普段使いができて、レースにも使えるなという印象を受けました。
そして、各データは、スマホアプリと連携して、ログとしてずっと残すことができるほか、Suicaも使えるので、サイクリング中の買い物のときにも便利。サイクリングにピッタリでスポーツに特化したGARMINのスマートウォッチは“さすがだな”と思いました。
ですが、「Venu Sq」にも若干の欠点もありました。まずレースには若干向いていないなと。レースのときは、サイクルコンピュータをちゃんと自転車につけたほうがいいかなと思いました。なぜかと言うと、リアルタイムにはスピードと心拍しか表示されないんです。ケイデンス(1分間のクランク回転数)やパワーメーター(ペダルを踏み込む強さを計測する計器)なども見たいんですけど、パワーメーターとは通信できないうえにケイデンスも表示されないので、ソフトウェアでアップデートされないかなと期待しています。
あと、作りやタッチセンサーが、若干チープ感があるというのもあるんですけど、販売価格が2万円ちょっととスマートウォッチのなかではかなりお手頃な価格なので。実は、より高性能なGARMINのスマートウォッチなら、今言った悩みはすべて解決してしまうんです。僕はエントリーモデルを買ったのでこういった悩みが出ているだけで、フラッグシップモデルになると、パワーメーターもケイデンスも表示されるらしいので、やはりGARMINのスマートウォッチの上のモデルだとサイクルコンピュータの代わりになりますね。
今回紹介したGARMINの「Venu Sq」にはそうした機能はないんですけど、普段使いにも適していて、フォーマル、カジュアル、そしてちょっとしたサイクリングにも使えるということでスポーツ好きにとってはかなりおすすめのスマートウォッチだなと思います!
次回10月21日(木)〜10月26日(火)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」は、野島裕史のサイクルコラム「キャラクターヒルクライム」をお届けします。どうぞお楽しみに!