第320回 大竹しのぶさん②

ゲストは、先週から引き続き、大竹しのぶさんです。

現在渋谷PARCO劇場にて上演中の
舞台『ザ・ドクター』に出演中の大竹さん。

役とプライベートのON/OFFが、育児をすることでしっかりしたそうで、
今ではセリフを覚えるのはギリギリ、とおっしゃいますが...

「蜷川さんは、本読みの稽古が1日で、次の日からは衣装を着て、
 ライトも音楽も入って、本番のような稽古していました。
 もちろん、台本持っていいよって言われますけど、
 持たない人の方が多くて。事前に台本を覚えてくるということです。
 今回の舞台『ザ・ドクター』の場合は、
 1日35ページくらいは稽古が進むので、私はギリギリで。
 徹夜はしませんが、前の日に必死で覚えていました。
 翻訳劇は、言葉数は増えるので、よくしゃべるんです。
 (台本は)字ばっかりです....(笑)」

2019年イギリスで初めて上演され、
英国で最も権威あるローレンス・オリヴィエ賞の
「Best New Play(作品賞)」「Best Actress(女優賞)」にノミネートされ、話題を集めた作品。
詳細は、公式webサイトを御覧ください。

▼パルコ・プロデュース2021 ザ・ドクター の作品ページ
https://stage.parco.jp/program/doctor



大竹さんは、お父様が宮城県塩釜市、お母様が宮城県仙台市のご出身です。
東北にご親戚も多く、東日本大震災の後には、
仕事やプライベートで被災地に足を運ばれています。

震災から10年が経った今、『風化させないこと』を
大竹さんは強く思っていらっしゃいます。

「私たちメディアが1番意識しなくてはいけないし、 
 こういう(番組出演の)機会に、お話をするのはとても良いだとは思います。
 (被災された方の)10年がどういう10年だったのか、と思うと、
 ちゃんと皆さんの話を聞きたいと、すごく思う時があります。 
 話せないまま亡くなった方や福島の方々の辛いニュースを聞くと、
 胸が痛くなります。塩釜は、お魚がとても美味しいですし、
 旅行にこれから行けるようになったら、ぜひ。」

コロナ禍が終わったら、ゆっくり東北の温泉に入りたい、と
話してくださった大竹さんに、最後の質問。
”元気の源について”伺いました。

「稽古場で過ごしている時も、稽古始まるまでダラダラしてるんですけど
 稽古が始まると、5分休憩でもピョンピョン跳ねてる自分がいて
 すごいいつも走っている感じなんです。
 なんでこんなにエネルギーに溢れているんだろう、と、
 ふと気がつくと、だいたいいつも稽古場か、劇場にいるんです。
 やっぱり、私にとって元気の源は、”お芝居をすること”です。」

芝居をする上で、1人では芝居はできないという思いから
演者やスタッフなど、”人との関わり”を大事にされている、とも!

キラキラした笑顔でお話くださった大竹さんのお芝居は、
現在、渋谷・PARCO劇場で見ることができます。
ぜひチェックしてみてください!

2週にわたり、ありがとうございました。



M. たしかなこと / 小田和正