太陽や星を頼りに航海した 古代アジア人の知恵・文化について
南山大学人文学部・人類文化学科の後藤明先生に
お話を伺いました。
古い時代の遺跡から出てくる人の骨の形や、
言語などの共通性を総合して、日本列島にいつごろ・どこから来たのかを
研究したという後藤先生。
一番古い時代の日本の話だと氷河期で、海水面が数十メートル下がるので
今の日本列島とは形が違っていてシベリアと繋がっていたり、
九州は朝鮮半島と繋がるか繋がらないくらいなので、
北からは歩いて、朝鮮半島からは歩いたり少し海を渡ったりして
世代を超えた大移動で、日本列島に人が入ってきたようです。
渡り鳥や、動かない星や夏至・冬至の太陽の位置を指標などにして、
海での位置取りなどをホモサピエンスはしていたのでは?と
お話していました。
星と海で季節や方角を確認していたようです。
草で作った草束船など旧石器時代に作れたであろう船で航海する
壮大な実験、3万年前の大航海プロジェクト
ドキュメント映画「スギメ」
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