2021.12.8 ~ 『オフィスオーガスタの30年!第2弾〜ヤマとオーキャンと星かけと〜』

第376回 今回は、『オフィスオーガスタの30年!第2弾〜ヤマとオーキャンと星かけと〜』をお届けしました。



1992年に4人で始まった事務所『オフィス オーガスタ』。
そこに最初に加わったのが、1992年10月に上京した、
山崎まさよしさんでした。

山崎さんは 当時、サラミという白と黒の愛猫と桜木町に暮らし、
バイトをしながら、楽曲提供やCM音楽、スタジオミュージシャンをしていたそう。

松室「それは、山さんがオーガスタに所属していたんですか?」

杏子「あたしもよく分かってないだけど...(笑)
   山も、”俺はいつの間にオーガスタに入ったんかな ”って言ってた。
   忘年会で紹介された流れで、なんとなく入ってる?
   穂苅太郎というデカいマネージャーがいつもいる?
   それでスケジュール管理が始まって...でも あの頃は、ギター担いで
   呼ばれればどこでも、っていう感じでライブやってた」

約2年ほどそんな生活が続き、
”天才よりすごいヤツ” というキャッチフレーズでデビュー。

杏子「あれ?室くん、キャッチフレーズあった?」

松室「ありましたよ。この番組でも言ったかもしれないですけど
   ”ポップスに選ばれた男”っていう(笑)あはは(笑)」

杏子「室くん世代はつけてないと思ってた!!」

松室「オーガスタの伝統があるみたいで一応(笑)」


デビュー後、ブレイクを果たしたのは1997年。
映画『月とキャベツ』の主演を務め、
主題歌『One more time, One more chance』が大ヒットしました。
そして、SMAPによる『セロリ』のカバーをし、一気に世に名を轟かせました。


オフィスオーガスタの恒例ライブ、
『オーガスタキャンプ』の始まりは、1999年。
最初は、山崎まさよしさんの単独野外ライブとして
札幌・仙台・東京・大阪・福岡で行われました。

その当時、デビューしたばかりだったCOILがオープニングアクトを、
前年スガシカオさん・山崎まさよしさん・杏子で結成されていた福耳がアンコールを担当。
デビュー前の元ちとせさんも、着付けなどを担当しツアー同行していたそう。

松室「福耳の結成は、どういう流れですか?」

杏子「これもね、謎なんです(笑)勝手にできてた(笑)
   星のかけらを探しに行こうって、私のシングルだったのに、
   ジャイアン(現最高顧問:森川欣信さん)が、
   シカオや山をスタジオに呼んで、コーラス足したりしていました」

松室「あ、なんかやってんな、と(笑)」

杏子「そう!その時、山がカレーのCM出ていて、
   私とシカオくんが山の家に遊びに行くっていう設定だったんだけど
   すでにその時、アナログ盤のジャケットが映り込んでんの。
   それが副耳なんだけど、本人達はだれも気づいてないの」

その後、1998年4月にZepp Sapporoで行われた
こけら落としでのライブタイトルが『福耳』になり、
ある日撮影があると呼ばれると3人が集結。

お互いに驚きながら、『星のかけらを探しに行こう』のジャケット撮影、
そのままMVも撮影されました!

松室「すご!森川さんが本人たちに言わずにすすめたんですね(笑)」

杏子「というのも、みんな『福耳』っていう名前もいやだよねってなってたから
   前もって言うと嫌がるからって言う...そんなのが罷り通った時代(笑)」



第3弾は いつ開催になるのか?! 乞うご期待!


M1. 泣き笑いのエピソード / 秦基博
M2. One More Time, One More Chance / 山崎まさよし
M3. 星のかけらを探しに行こう Again / 福耳