2022年4月16日

西村由紀江のSMILE WIND

今ではライフワークの一つになっている味噌づくり。



以前、この番組でもお伝えしたことがあると思いますが、
そもそも味噌作りを始めたきっかけは、
ピアノとピアノの音を届ける活動「スマイルピアノ500」でした。

ピアノのお届けで何度も福島県に足を運ぶ中で、
味噌づくりに声をかけてもらいました。

それまでも毎年、地域の人たちで味噌づくりをしていたそうなのですが、
震災の年はできなかったそうです。

震災の翌年、2012年からは、3月11日近辺にみんなで集まり、
「思いを一つにしよう」という意識が高まって味噌作りが再開。
私は2013年から参加しています。

実は、福島県田村市には20年来の大先輩の友人で、
2000年に情熱大陸に出演した時のカメラマンさんが住んでいて、
味噌づくりには彼から声をかけてもらったんです。

ということで、今年も3月に福島県田村市で味噌作りをしてきました。

3月16日の地震で田村市も大きく揺れたそうですが、
いつもの笑顔で迎えてくださり、ほっとしました。

挨拶もそこそこに、そのまま作業場に直行。

まず、材料へのこだわりもすごいんです。
自分たちで育てた大豆を、以前は大豆を茹でていたが、
茹で汁を捨てるのがもったいない、蒸した方が美味しいのではと考え、
巨大セイロをお手製で作り、蒸すように。

しかもガスではなく、薪で火を起こして炭火で蒸すんです。
味噌づくりは準備も含めて何日もかかります。
前日にはセイロや鍋を洗ったり、薪を集めたり、大豆を洗ったり。

当日は朝6時に火を起こして、大豆を蒸し始めます。
味噌作りの翌日は、すべての器や器具を煮沸消毒、
大変な作業をカメラマンさんとマネージャーさんがやってくれているので、
本当に助かっています。

特に大豆は、昨年からカメラマンさんのご自宅近くの畑で栽培、
苗植えからから収穫、脱穀、豆の選別まですべてやってくださいました。

今年も番組にも来てくださったことがある、歌手の岩本公水さんが参加。
2020年から参加されているので、今回が3回目。
いつも楽しみにしてくれています。

お味噌が食べ頃になるのは、今年の12月ごろ。
今年のお味噌の出来が楽しみです。



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番組では、あなたからのメッセージをお待ちしています。

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ハガキの方は、今お聞きの放送局『西村由紀江のSMILE WIND』 まで。


「家族や仲間の話」、「嬉しかったこと」「失敗をしちゃったこと」など、
どんな出来事でも構いません。
「あなたの身近にあるエピソード」を教えてください。
ピアノの生演奏と共にご紹介をさせていただきます。
あなたの聞きたい曲もリクエストして下さい。
エピソードと一緒にご紹介します。

被災地にピアノを届ける活動「スマイルピアノ500」では、
震災でピアノを失った方からのご連絡をお待ちしています。
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お待ちしています!
http://www.nishimura-yukie.com

あなたにとって、笑顔の風が吹く1週間でありますように……。