今ではライフワークの一つになっている味噌づくり。
以前、この番組でもお伝えしたことがあると思いますが、
そもそも味噌作りを始めたきっかけは、
ピアノとピアノの音を届ける活動「スマイルピアノ500」でした。
ピアノのお届けで何度も福島県に足を運ぶ中で、
味噌づくりに声をかけてもらいました。
それまでも毎年、地域の人たちで味噌づくりをしていたそうなのですが、
震災の年はできなかったそうです。
震災の翌年、2012年からは、3月11日近辺にみんなで集まり、
「思いを一つにしよう」という意識が高まって味噌作りが再開。
私は2013年から参加しています。
実は、福島県田村市には20年来の大先輩の友人で、
2000年に情熱大陸に出演した時のカメラマンさんが住んでいて、
味噌づくりには彼から声をかけてもらったんです。
ということで、今年も3月に福島県田村市で味噌作りをしてきました。
3月16日の地震で田村市も大きく揺れたそうですが、
いつもの笑顔で迎えてくださり、ほっとしました。
挨拶もそこそこに、そのまま作業場に直行。
まず、材料へのこだわりもすごいんです。
自分たちで育てた大豆を、以前は大豆を茹でていたが、
茹で汁を捨てるのがもったいない、蒸した方が美味しいのではと考え、
巨大セイロをお手製で作り、蒸すように。
しかもガスではなく、薪で火を起こして炭火で蒸すんです。
味噌づくりは準備も含めて何日もかかります。
前日にはセイロや鍋を洗ったり、薪を集めたり、大豆を洗ったり。
当日は朝6時に火を起こして、大豆を蒸し始めます。
味噌作りの翌日は、すべての器や器具を煮沸消毒、
大変な作業をカメラマンさんとマネージャーさんがやってくれているので、
本当に助かっています。
特に大豆は、昨年からカメラマンさんのご自宅近くの畑で栽培、
苗植えからから収穫、脱穀、豆の選別まですべてやってくださいました。
今年も番組にも来てくださったことがある、歌手の岩本公水さんが参加。
2020年から参加されているので、今回が3回目。
いつも楽しみにしてくれています。
お味噌が食べ頃になるのは、今年の12月ごろ。
今年のお味噌の出来が楽しみです。
********************************
番組では、あなたからのメッセージをお待ちしています。
メールの方は、番組ホームページから!
ハガキの方は、今お聞きの放送局『西村由紀江のSMILE WIND』 まで。
「家族や仲間の話」、「嬉しかったこと」「失敗をしちゃったこと」など、
どんな出来事でも構いません。
「あなたの身近にあるエピソード」を教えてください。
ピアノの生演奏と共にご紹介をさせていただきます。
あなたの聞きたい曲もリクエストして下さい。
エピソードと一緒にご紹介します。
被災地にピアノを届ける活動「スマイルピアノ500」では、
震災でピアノを失った方からのご連絡をお待ちしています。
番組、または、私、西村由紀江のホームページまでご連絡ください。
お待ちしています!
http://www.nishimura-yukie.com
あなたにとって、笑顔の風が吹く1週間でありますように……。