実は水泳のクロールが“苦手”なことが判明したパーソナリティの野島裕史

◆トライアスロンの単独走破に初挑戦！
野島：自転車好き声優として、今年初の挑戦となるトライアスロン、4月17日（日）におこなわれる予定の「石垣島トライアスロン」で、単独走破を目指しています。

これまで、トライアスロンのリレーという形で（当番組の）小西プロデューサーと一緒に参加してきて、僕は最も得意なバイク部門で参加していたのですが、今年は初めて単独でトライアスロンに挑戦しようと思っています。

あらためて、トライアスロン オリンピック・ディスタンスを説明すると、スイムは海を1.5km泳ぎます。次に、ロードバイクに乗って40km走ります。そしてその後、ランニング10kmというトライアスロンです。

自転車で40kmというのは、僕にとっては“近所”と言ってもいいぐらい、ウォーミングアップのようなもので、余裕なんですけどね。ランも毎週5km～8kmぐらいは走っていますし、10km走った経験が何度もあるので、特に不安はありません。

でも僕は、最初のスイムがすごく苦手で……泳げることは泳げるんですけど、すぐ疲れちゃう。（スイムの）練習を始めたのは実は2月の頭からで、始めた頃は、100m泳いだら「もう泳ぎたくない！」みたいな状態でした（笑）。“これは無理かな……”と思っていたんですけど、それから週2回ぐらいのペースで練習して、このラジオの収録をしている3月中旬時点でやっと500mぐらいまでは泳げるようになりました。

ですが、（本番の）4月17日（日）には、1.5km泳げないといけないので。しかも泳いだ後、（疲れて）横たわりたくなっちゃうと思うんですよね（笑）。練習していても、途中で溺れそうだし、“大丈夫なのかな!?”って。最初に練習を始めたときは、100mでヘトヘトで、翌週は200mでヘトヘト、その次は300mでヘトヘト……っていう感じで、今ようやく500mまできたのですが、500mから伸ばすのがちょっと難しいんじゃないかなと思っています。

単独トライアスロンの先輩である、当番組の小西プロデューサーに聞いてみたところ、トライアスロンスーツを着ている状態だとスーツに浮力があって、しかも海ではさらに浮力があると。“これは楽なんだろうな”と思ったんですけど、（やってみたら）全然楽じゃないです（苦笑）。

僕はいつも平泳ぎで泳いでいたので、クロールがこんなに下手だとは思ってもいませんでした。平泳ぎだといつまででも泳げるので、最悪、平泳ぎでやろうかな（笑）。体力はあるはずなんですけど、よっぽど下手なんでしょうね。

このままだと、もし1.5km泳げなかったら、スイムは棄権することになってしまうんじゃないかという危機に陥っています。今、不安しかないです。1回、スイムができなくて諦めた夢を見ました（苦笑）。それぐらい不安です。

なので、来週あたりにちゃんと先生にスイミングというものをあらためて習ってみようかなと思っています。たぶん泳ぎ方や、息継ぎのリズム、タイミングがズレているんじゃないかなと思うんですよね。(本番までに)なんとか1.5kmを泳いでも普通に立っていられるぐらいの体力温存ができる泳ぎをしたいなと思います。

とりあえず泳ぎ切って、座り込むことなく立つぐらいの体力があって、自転車に乗れさえすれば、体力が回復すると思うんですよ。自転車に乗っている間に体力を回復させて、後のランで頑張る、っていう作戦でいきたいと思っています。不安しかないスイムを先生に教わって、次回ここで語るときには「1.5km泳ぎ切れるようになりました！」とお伝えできるように自分に期待します。

次回4月9日（土）～4月11日（月）の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」は、野島裕史のサイクルコラム「エクストリームスポーツ」をお届けします。どうぞお楽しみに！