毎回お迎えする様々なゲストが持つ、
尋常ならざる"こだわり"をディープに掘り下げ、収集していく番組
THE COMMITMENTS supported by BILLY'S

今夜は、プロデューサー、エンジニア、ミュージシャン、
そしてライターとしても活躍されている、久保田麻琴さんをお迎えして、
伝説のバンド"裸のラリーズ"へのこだわりについて、お伺いします。

60年代後半に突如現れ、CDもほとんどリリースされなかった裸のラリーズ。
今だから話せるそんな裸のラリーズについて、ベースを担当していた久保田麻琴さんにたっぷりと伺います。

裸のラリーズ公式サイト
https://www.lesrallizesdenudes-official.com/


RadikoURL
THE COMMITMENTS supported by BILLY'S | TOKYO FM | 2022/04/09/土 21:00-21:30 https://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20220409210000



～久保田 麻琴さんプロフィール～
裸のラリ-ズ他数々のバンドで演奏、海外での演奏や録音経験も豊富。
浜田真理子の新作など多くのアーティストのプロデュースをてがけ、
阿波踊りや岐阜県郡上の盆踊りなど日本の音楽の録音／CD制作も行う。

細野晴臣や、ライ・クーダー、レボン・ヘルムとも作品で共演。
宮古島の古謡を題材とした映画 Sketches of Myahk の原案整音出演を担当、
スイス ロカルノ国際映画祭で準グランプリ受賞。
約3万人の観客動員。大友克弘の最新短編アニメ、火要鎮の音楽担当。

1940年代の最期の年に京都に生まれる。
石川県で育ち、同志社入学とともに京都に移り、
渡米を経て徐々に横浜と東京に移り住む。
２０歳の頃「裸のラリーズ」のメンバーとして活動をはじめる。
当時の録音は1991年にリリースされた。
1973年に東芝よりソロアルバム『まちぼうけ』を発表し、
その後、夕焼け楽 団とともに数々のアルバムを発表、
エリック・クラプトン初来日公演の全国ツアーに
オープニングアクトとして参加するなど精力的にライヴ活動も行う。
またアレンジャー、プロデューサーとして喜納昌吉の本土紹介に関わり、
チャンプルーズのアルバム『ブラッドライン』 では
ライ・クーダーとも共演。

80年代にはサンセッツとともに海外でも広く活動し、
ジャパンの英国ツアーで のオープニング、オーストラリアでは
ツアーや多くの野外フェスでトーキング・ヘッズ、ユーリズミックス、
プリテンダーズ、インエクセスなどと共演。8
4年 にはシングルが豪州でトップ５入りを果たす。

90年代より、プロデューサーとしてザ・ブーム、ディック・リーなど
多くのアーティストのプロデュースを手がける。
コーヒールンバのインドネシア語カバー、“KOPI DANGDUT”は、
現地でミリオン・セラーとなる。95年には宮本亜門演出による
ミュージカル“マウイ”の音楽監督を行う。

99年には細野晴臣とのユ ニット、
”Harry and Mac”で久々にロック・シンガー・ソングライター・として
カムバックし、2000年にはさらにThe Band のレボ ン・ヘルムや
ガース・ハドソンなどと共演したソロ作品『ON THE BORDER』を発表。

2001年には池田洋一、Mac Chew、Jenny ChinらとBlue Asiaプロジェクトを
スタートさせ数枚のアルバムを発表、それぞれが欧州のラジオや
メディアで好評を得る
（www.wmce.de で上位にランクイン、
”HOTEL BANGKOK”は06年BBCのワールド・ミュージック部門の
CD of the Month に選ばれ、そして英ガーディアン誌のトップ10CD に
ノミネートされた）

2007年頃より宮古島を中心とした南島の音楽や、阿波踊り、
ブラジル北東部の音楽を紹介するCDを制作。
著作には岩浪新書”世界の音を訪ねる”がある。
宮古島の神唄に焦点をあてたドキュメンタリー映画、
”スケッチ・オブ・ミャーク” を企画原案、出演、製作を行う。
同作品は、スイス・ロカルノ国際映画祭での正式招待を受け、
ドキュメンタリー部門スペシャルメンションを獲得、
全国ロードショーは約3万人の観客を動員した。

また、大友克洋の最新アニメ作品”火要鎮”（ショートピース）のサウンドトラックを制作した。音楽クラブの音響プラン、TV-CM制作、DJや講演、
コンサートやラジオ番組の企画制作なども行っている。


https://www.makotokubota.org/