第344回 が~まるちょば: HIRO-PONさん②

ゲストは先週に引き続き、マイムアーティスト、が~まるちょば: HIRO-PONさん。



http://www.gamarjobat.com
https://twitter.com/GAMARJOBAT_H

今週は、HIRO-PONさんがパントマイムに出会うまでのお話から。

「幼少期は、ちょっと冷めていて、人見知りの子でした。
 そんな少年は、”なんで生きているのか”って考えるんですけど
 答えなんてわかんないんですよね。
 ただ、今どうなさっているか分からないんですけど幼稚園の時の
 オオトモ先生は、僕の中では確実に生きているんです。
 そうか、肉体が滅びても、生きるということが出来て、
 多くの人の中で生きられるって良いなって思ったんです。」

そんな中、25歳までに人生の進路を決めようと思っていた、
というHIRO-PONさん。

ガソリンスタンドでバイトをされていた時に
他力本願になりがちな自身だからこそ、
1人で出来ること...パントマイムだ!と思いついたのだとか。

「その時にもう、パントマイムと決めて、
 どこで習えるのか、どういうものなのか調べました。
 今考えても、独特ですし、僕はラッキーですよね(笑)
 パントマイム自体は1人でやることだけど、
 1人でできない事も学びました。」

5年ほどの修行を経て、”1つの物を2人で作り生業として全うする”
と、が~まるちょばを結成されました。

『が~まるちょば』という名前は、
『こんにちは』というグルジア語の挨拶から由来しています。

これは、ドイツで開催された国際イベントに参加した際、
宿舎で一緒だった、ジョージア(旧グルジア)から来た子供たちから
教えてもらった言葉なのだそうで...

「子供たちが喜んでくれるから、おやすみも、美味しいも、全部、
 全てのやりとりを、”ガーマルチョバ” って言ってたんです(笑)
 帰国してから、あれは言葉を超えた表現だったということで、
 『が~まるちょば』という名前にしました。
 それから 10数年後に、ある企画でジョージアにいくことができて、
 その時の子供達の、成長した姿を見ることができました。
 内戦もあって、大変な状況下だったんですけど、
 僕らを覚えていてくれて嬉しかったです。」


さらに HIRO-PONさんは、が~まるちょばとして、東日本大地震後に
避難所の慰問や東北三県でのお見舞いツアーをされました。

「おこがましいですけど、ちょっとでもお役に立てれば、と思って。
 僕らは、言葉ではない表現で伝え、見た方たち自身が、
 自由に心を動かしていただければ良いな、という形でした。
 でも、行ってみたら、”震災後、初めて笑いました” って
 言っていただいたこともあって、少しだけ力になれたと思えました。
 やっぱり、言葉じゃなくて、気持ちですよね。」


最後に、HIRO-PONさんの ”元気の源”を伺いました。
悩みながらも『欲』と答えてくださいました。

「若い頃から、もっと!もっと!という気持ちが無くなるのが怖くて
 でも、年をとった今、そういう風な自分になってる...
 体力と一緒に気力が落ちてきていて。
 そう思うと、”元気の源”は、『欲』かもしれません。
 人間が持つ様々な欲を常に持っていようと、意識的にしています。」



5月には、全ての作、演出、出演が HIRO-PONさんのみ!という
人気公演の再演が東京で開催予定です。

▼ が~まるちょば LIVE 2022 STORIES “ PLEASE PLEASE MIME ”東京公演詳細
http://www.gamarjobat.com/jp/topics/detail/2839

会 場:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
公演日:2022年5月19日(木)~5月20日(金) 全2回公演
2022年5月19日(木) 18:30開演
2022年5月20日(金) 14:00開演

「最後泣いちゃうお客様もいらっしゃいますから、 
 自分発見のためにも来ていただくのも良いかもしれませんよ?!」

2週にわたり、ありがとうございました!


M. Romance / 松田聖子