第347回 森崎ウィンさん①

ゲストは、俳優でアーティストの森崎ウィンさん。

https://twitter.com/win_morisaki_



森崎さんは、1990年、ミャンマー生まれ。
小学4年生で来日。
そして中学2年生の時にスカウトされ、芸能活動を開始されます。

音楽活動をはじめ、さまざまな舞台、映画、ドラマに出演する中、
俳優としては、2018年公開のスティーヴン・スピルバーグ監督の
映画「レディ・プレイヤー1」で主要キャストに抜擢!
ハリウッドデビューを果たされました。

そして2020年には、アジアから世界に発信するエンターテイナー“MORISAKI WIN”としてメジャーデビュー。
アーティスト、そして俳優として多岐に渡り、活躍されています。


SFアドベンチャー映画『レディ・プレイヤー1』の
オーディションを受けたのは、2015年ごろ。
遠い存在だったハリウッドだとは思わず挑戦されたところ、
動画オーディションに合格しLAへ...
渡米してからスティーヴン・スピルバーグ監督作品だと知り
あっという間に監督との対面をはたされたのだとか。

「監督ご本人にお会いした時は、ウィンです!って言った後、
 緊張しすぎて何も覚えてないです(笑)
 で、オーディションから8ヶ月後の2016年に、
 事務所の会議室に呼ばれ、偉い人たちに囲まれて、
 何かやらかした?って思ったら、『おめでとう!受かったよ』って!
 人間って本当驚くと、ポカーンってするんですね。
 英語教室や、殺陣の稽古も行かせてもらっていたので...
 人生何があるかわからないから、そこに向けて準備するしかない
 って自分で今も実感しています。有り難いです。」

台本が毎日変わっていったり、
撮影し編集した後に再撮影や再アフレコがあるなど、
ハリウッド作品ならではの環境を経験されてきた森崎さん。

必ず休みになる週末を除き、毎日セットには行くものの、
撮影があるのかどうか分からないそうで
”役者は待つのが仕事” という先輩方の言葉を実感した、とも
撮影期間を振り返ってくださいました。



今月2日には新曲”My Place, Your Place” をリリースされ、
アーティストとしての活動も精力的にされています。

新曲”My Place, Your Place” は、
海外の作家さんの楽曲に、平井大さんのプロデュースを手がける
EIGOさんの日本語詞を合わせた、甘いラブソングです。

「詞だけ見ると、素直に言えないほど甘いラブソングなんです。
 でも、メロディーに乗せると背中を押されて、
 素直に思いを言える、、、音楽の力を改めて感じた曲です。」

最近では、趣味のキャンプを撮影して編集するなど、
動画制作にも興味があるそうで、
いつか自身で監督するMVを作ってみたい、とも。

「俳優では、誰かが書いた言葉を、僕たち俳優の声や体、
 全てを使って表現し、見る人に伝えていく...
 そんな、間にいるような感覚なんですけど、
 アーティストは、ゼロから生み出すので、自分の意思や思いを
 作品に入れられる、という違いを感じています。」

これからもアーティストとしての活躍が楽しみです!
来週も、森崎さんにお話伺います。

M. My Place, Your Place / MORISAKI WIN