2022.06.08 ~ ゲスト:椎名由紀さん②

第402回 ゲストは先週に引き続き、呼吸アドバイザーの椎名由紀さん。

https://zenkokyu.com



椎名さんは、江戸時代の禅僧の本から、呼吸の大切さを学び、
独自の『ZEN呼吸法』としてメソッド化。
国内外で姿勢と呼吸の大切さを伝える、
呼吸アドバイザーとして活躍されていらっしゃいます。


椎名「今日も!人生で、今日が1番健康です!」

松室「...俺も毎回ライブで言おうかな?(笑)
   めちゃくちゃ良い言葉ですよね!?」

椎名「でもこれ嘘じゃないんでね!」

杏子「まず、呼吸初心者は10分...」

松室「先週の”10分”が、杏子さんにとっては
   衝撃的だったんですね(笑)」

江戸時代の禅僧:白隠によれば、
最終的には、体内の臓器全てを意識し、呼吸するそうで、
まずは、臓器を全て知るのも大切な1歩のようです。


椎名さんは、全国、
さらにはヨーロッパを中心に世界でもワークショップを開催されています。
参加される方は、国に関係なく、
身体に慢性的な不調を抱えた方も多いのだとか。

杏子「でもあっという間なんですよね?」

椎名「まずは、その日のうちに上手に出来るとは
   思わないでください、というところから入ります。
   何十年かけて固めてきた筋肉ですから、
   それが急に良くなるなんてことは無いです。
   自分の身体をそうしたのは自分だし、
   癒せるのも、自分だけですから。
   なので、やり方をお教えする講座です。」

杏子「江戸時代の白隠が、呼吸法を本に書いたということは
   江戸時代の人でも、筋肉ガチガチの人がいたって事ですよね?」

椎名「おっしゃる通りです。白隠がガチガチだったんです。
   座禅をしているから緩んでいると思われますが、
   悟りを開くことを目指して力んでいて、
   つい頑張りすぎちゃうんですよね。」

松室「えー!そうなんですか。繋がってきますね。」

スマートフォンや、PCなどを日常的に使うため
同じ姿勢を続けてしまう、現代人。
さらに、コロナ禍でマスク生活で呼吸が浅くなってしまっています。

椎名さんによれば、マスクをしていても、
静かに腹式呼吸をすることで、苦しさが軽減される、とのこと。


椎名さんは現在、神奈川県湘南と長野県上田市の二ヶ所に
活動の拠点を置かれています。

上田市では、古民家を購入!
600坪の田んぼで、自然栽培のお米を作っていらっしゃいます。

椎名「ササニシキの原種である、ササシグレを作っています。
   冷えても美味しいので、お寿司のお米にばっちりです。
   昔は、食べなくても太ってたんですけど、
   呼吸が深くなってから、代謝が良くなっちゃって、
   太りづらくなったので、お米3膳食べてます(笑)」

松室「...はよ家帰って、寝て、朝の呼吸したい(笑)」

杏子「朝10分自分で作るって良いですよね!」


来週も椎名さんにお話伺います!



M1. 暁の鐘 / 元ちとせ
M2. ai / 松室政哉