■作者:水嶋裕司(みずしま ゆうじ)
■タイトル:「Usual Time」
■画材・作成年など:ジャンル「絵画」カンバス、アクリル絵の具 サイズ…F10号(高さ53cm×幅45.5cm) 2021年度
■プロフィール
1978 年生まれ。兵庫県豊岡市在住。
豊岡市出石町で2人兄弟の次男として生まれ、高校卒業まで在住していました。
人を笑わせたりする事が好きな少年でした。大学ではグラフィックデザインを専攻しました。
卒業後はアルバイトで生計を立てながら東京・京都・ニューヨーク等で個展を開催するなど
積極的な創作活動を行っていましたが、精神障害を患い入院しました。
退院後の 2020 年から『サポートきぼう』に所属しました。
事業所では日常の鞄縫製作業(ミシン)をこなし、
自宅では気持ちが高揚した時に一気に創作活動をされています。
将来は、絵の仕事をしながら暮らしたいと思っているそうです。
■作品について
穏やかな絵を描こうと思って描きながら『いつもどおりの時間』を描こうと筆を進めました。
自分にとって『いつもどおりの時間』は絵を描いている時間だと思い、決意を持って描き上げました。
「Usual Time」は穏やかな中にも強さが出ているのではと感じています。(水嶋裕司)
(コメント)
1978年豊岡市出石町で生まれた水嶋裕司さんは大学卒業後、
アルバイトで生計を立てながら東京・ニューヨーク・京都等で個展を開催するなど
積極的な創作活動を行っていましたが、 3年前精神障害を患いました。
キャンバスの前に中々描く気になれない彼に寄り添いながら1年半経過した頃、
「こころのアート展」の応募を決意し、製作を再開する事が出来ました。
待ちに待ったこの瞬間を職員みんなが喜び、その創作活動を全力で応援しています。
(一般社団法人 希望 就労継続支援B型事業所 サポートきぼう 管理者:川口秀子さん)
【こころのアート展】
公式サイト:
https://kokoroart2011.info/