東北の被災地に、ピアノとピアノの音を届ける活動「スマイルピアノ500」。
東日本大震災で失われたピアノの数は、およそ500台だと言われています。
「失われたピアノとピアノの音を届けたい」という気持ちから始めたのが、
「スマイルピアノ500」。
みなさんのご協力により、
グランドピアノ:8台、アップライトピアノ:48台、電子ピアノ:6台
合計62台のピアノを、これまでに届けてきました。
現状を報告させてもらうと、
この2年ぐらい、震災でピアノを失った人からの連絡が届かなくなりました。
この現状ついては、ほぼ行き渡ったのではと思っています。
でも、もしかしたら今日、初めてこの番組を聞いてくださった方で、
ピアノをほしいという方もいらっしゃるかもしれません。
もし、ピアノが欲しいと思っている方、
知り合いで、ピアノを欲しいと思っている方がいたら、
番組宛にメッセージを送ってくださいね。
私が「スマイルピアノ500」の活動をスタートさせたのは、2011年4月。
ピアノをお届けするだけではなく、ピアノの音も届けてきました。
音をお届けした学校は、延べ12校。
復興支援コンサート等への参加は、17回。
また、ピアノをお届けした時には、
お届けした先で必ずピアノの弾き初めをさせていただいています。
私自身、ピアノのお届け活動を通じて、ピアノの力、ピアノの素晴らしさ、
ピアノを通した人と人との繋がりについて、考えさせられることが多くありました。
また、感動することも数え切れないほどありました。
今日は、これまでのお届けの中から、
特に、お子さんとのエピソードをご紹介したいと思いご紹介しました。
ピアノをお届けした時、歓迎の印に抹茶をたててくれた男の子や、
ピアノを搬入したら、弾きぞめの代わりに、
鍵盤88鍵をすべて弾きながら数えてくれた子、
水に浸かり音が鳴らなくなったピアノだが、大事なピアノを手放したくないと、
新しいピアノを受け入れなかった女の子のエピソードを話させていただきました。
今までにお届けしたピアノに、それぞれ思い出があります。
また、次の機会にお話させていただきますね。
そして、ピアノが欲しいと思っている方、
知り合いで、ピアノを欲しいと思っている方がいたら、
番組宛にメッセージを送ってくださいね。
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番組では、あなたからのメッセージをお待ちしています。
メールの方は、番組ホームページから!
ハガキの方は、今お聞きの放送局『西村由紀江のSMILE WIND』 まで。
「家族や仲間の話」、「嬉しかったこと」「失敗をしちゃったこと」など、
どんな出来事でも構いません。
「あなたの身近にあるエピソード」を教えてください。
ピアノの生演奏と共にご紹介をさせていただきます。
あなたの聞きたい曲もリクエストして下さい。
エピソードと一緒にご紹介します。
被災地にピアノを届ける活動「スマイルピアノ500」では、
震災でピアノを失った方からのご連絡をお待ちしています。
番組、または、私、西村由紀江のホームページまでご連絡ください。
お待ちしています!
http://www.nishimura-yukie.com
あなたにとって、笑顔の風が吹く1週間でありますように……。