「レベルの高い国際レースとしての威厳を保ってくれた」…「ツアー・オブ・ジャパン2022」大会ディレクター栗村修が総括

声優界随一のサイクリスト・野島裕史が、自転車をテーマにお届けしている番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。6月21日(木)~6月27日(月)の放送は、一般財団法人「日本自転車普及協会」の主幹調査役で、国内最大規模の自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」大会ディレクターの栗村修(くりむら・おさむ)さんをゲストに迎えて、5月に開催された「ツアー・オブ・ジャパン2022」を振り返りました。

【TOJ】#352(栗村さんゲスト1週目).jpg

栗村修さん、野島裕史

 

◆有観客での開催に感無量…

野島:今回も「ツアー・オブ・ジャパン2022」のパレード走行に呼んでいただいたのですが、(522日(日)の「第4ステージ 東京」は)天気がよかったですよね。

 

栗村:そうですね。(2020年の開催中止を経て)本当の意味で「今年、帰ってきたな」と、お客さんの姿を見て実感しました。

 

野島:それは僕自身も会場に着いた瞬間に思いました。パレード走行をしていても、観客席から「頑張れ~!」と声援をくださって。その声がこちらまで届いたときは鳥肌が立ちました。

 

栗村:選手以外、あの空気のなかは、なかなか走れませんからね。

 

野島:後ろからプロ選手が迫ってくる感じもゾクゾクしましたけど、僕のパレード走行はご覧いただけました?

 

栗村:僕は一番前を走っていたレースディレクターカーに乗っていたので、後ろを振り向いても見える距離じゃないのですが、ちょうど折り返して対面通行の所で手を振ったんですけど、全然気づいてもらえませんでした(笑)。

 

野島:ごめんなさい(笑)! 安全走行を心がけて、わき見しないようにしていたので。

 

栗村:パレード走行に出ていただいたみなさんも輝いて、すごく楽しそうに走っているのが伝わってきて、「レースを開催してよかったな」という気持ちになりましたね。

 

<b>◆大会ディレクターが「ツアー・オブ・ジャパン2022」を総括</b>

野島:519日(木)~522日(日)の4日間、(信州飯田、富士山、相模原、東京の)4ステージで開催された「ツアー・オブ・ジャパン2022」。大会最終日の「第4ステージ 東京」も熱い戦いが繰り広げられて幕を閉じました。大会結果について、どう思われていますか?

 

栗村:今年も、まだ海外チームの招へいができなかったので、通常の海外8チームに比べると、日本チームばかりだったのですが、日本のチームに所属している外国人選手が多数参加して、しっかりと走ってくれました。もともと世界のトップクラスで走っていたネイサン・アール選手(チーム右京)が個人総合優勝したことで、「ツアー・オブ・ジャパン」のレベルの高い国際レースとしての威厳を保ってくれた結果だったと感じています。

日本人選手も、日本人だけの戦いではなく、コロナ禍でも世界のレベルの高さを実感できたレースだったと思います。

 

野島:(海外選手の参加は)やはり日本人選手にとって刺激になりますし、全体のレベルが上がったレースになりましたよね。

 

栗村:そうですね。非常にレベルの高い選手がたくさん走ってくれましたね。

 

野島:今回開催して見えた課題や、反省点をあえて挙げるとしたら何かありますか?

 

栗村:これは毎年言っていることではあるのですが、細かい反省点はたくさんあるので、来年の大会に向けてしっかりと解決しながらアップデートしていかなければと思っています。

 

一方で、難しいと思ったのは、今年は有観客開催ということでお客さんが戻ったのですが、やはりコロナ禍の影響はまだまだ大きく残っています。最盛期に比べると観客数は少ないですし、会場もスタジアムやアリーナのようなクローズドされた空間ではないところでの感染症対策をしなければならないので、何が正解なのか、どこまでするべきなのかわからないので。

 

栗村:今後もおそらくコロナが急にゼロにはなるとは思いませんので、感染症対策とお客さんを増やすという、相反する要素をしっかりと作り上げていくというところでは、まだまだ課題がたくさんあるなと感じました。

 

野島:そうですね。コロナ禍以前は、選手とファンの交流なども大会の楽しさでしたよね。

 

栗村:おっしゃる通り、選手とお客さんの近さというのも自転車レースの魅力の1つですし、そこを区切ってしまうことでやはり魅力が棄損される部分もあるので、今後はそれをどこに落とし込んで着地していくのかが重要になると思います。

 

野島:毎年、感染症対策も進化していっていますからね。来年の大会に向けた意気込みを聞かせてください。

 

栗村:コロナ禍以降、2021年、2022年となんとか皆さまのおかげで「ツアー・オブ・ジャパン」を開催することができたのですが、「ツアー・オブ・ジャパン」の本来の形は8日間8ステージで、今年は本来の半分となる4日間4ステージでしたので、まずはフルスペックでの開催。

 

そして、海外チームの招へいですね。こちらも本来であれば国内8チーム、海外8チームと半分が外国籍のチームという形ですから、2023年は、開催日数と海外チーム共にフルスペックの状態を目指したいと思っています!

 

次回6月30日(木)~7月4日(月)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」は、引き続き栗村さんをゲストに迎えて「上半期の個人的ニュースBEST3」をお届けします。お楽しみに!

 

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