FM青森では、この番組がスタートした当時にオンエアしていましたが、
一時お休みをしていて、昨年の春から再びオンエアが始まりました。
FM青森での番組が再開して1年。
放送をサポートしてくださっている企業の関係者、およそ40名が集まる中、
6月28日に感謝のミニコンサートを開催してきました。
場所は、スポンサーの一つであるゴルフ場が、
クラブハウスのレストランを無料で提供してくださいました。
青龍寺でのコンサートで、いつもお世話になっている音響さんがかけつけてくれて、
電子ピアノをセッティング。
青龍寺では3回コンサートを開催していて、顔なじみの音響さんでお任せできました。
時間は30分ほどで、「あなたに最高のしあわせを」「ビタミン」
青森ということで「りんご追分」を演奏。
リクエストコーナーを交えながら交流を楽しみました。
リクエストはくじ引きで3人にお応えして、
「ひこうき雲~ホール・ニュー・ワールド」「MY WAY」
「幻想即興曲(ショパン)」の3曲を演奏しました。
翌日の6月29日には、
青森市立甲田中学校(こうだちゅうがっこう)で、学校コンサートを開催。
甲田中学校には、3年前の2019年にも伺っていて、
その時、男子生徒の倉内君と「ルパン三世」の連弾をしました。
倉内君は、連弾したことがきっかけで、
プロの音楽家を目指したいと思うようになり、音楽科のある高校に進学。
当時、中学2年生だった倉内君も、今は高校2年生。
その倉内君が、スペシャルゲストとして登場して、
自分の夢についてスピーチしてくれました。
スピーチの一部をご紹介しましょう。
私が皆さんと同じ頃は「ピアニストになる」という抽象的な夢を持っていましたが、
ある一つのきっかけが私の高校進路と夢への視野を大きく広げました。
それは、約3年前の話です。
西村由紀江さんと連弾して音楽への世界観が広がったことです。
初めて経験したプロのピアニストとの連弾は当時の私にとってかなり衝撃的でした。
以来私は「ピアニストになる」と言う夢をより具体的にするために
音楽をより深く学べる「音楽科」を志望しましたが、周囲の人達に大反対されました。
しかし、強い意志と情熱を持って最後まで意志を貫き通した結果入学に至りました。
つまり皆さんに言いたいことは、必ずキッカケやチャンスというものがやってきます。
はっきりとした夢がなくても興味あることを追求することで
可能性が広がり大きな夢を持つことができるかもしれません!
話を聞いた今、この瞬間から皆さんは夢に一歩近づいたと思っています!
自分の夢を語った後、倉内君は、
ブラームス「6つの子品Op118第3番 バラード ト長調」を演奏してくれました。
コンサートでは、「あなたに最高のしあわせを」「ビタミン」
「ショパンメドレー」「リベルタンゴ」などの他に、
女子生徒とofficial髭男dism「115万キロのフォルム」を連弾しました。
また、校長から、全校生徒がコロナ禍で一度も歌ったことがなく、
この日も合唱をすることができない甲田中学校の校歌を
心に残るようにピアノで演奏してほしいとリクエストを受けました。
そこで、私なりにアレンジした校歌を演奏させていただきました。
私のとっても、思い出に残る学校コンサートとなりました。
学校コンサートが終わったら、その足でFM青森に移動し出演。
コンサートの感想ほか、スタジオにある電子ピアノで、
スマイルウィンドのテーマ曲「予感」と「ビタミン」を演奏しました。
2日間のスケジュールでしたが、大変濃い青森での2日間した。
********************************
番組では、あなたからのメッセージをお待ちしています。
メールの方は、番組ホームページから!
ハガキの方は、今お聞きの放送局『西村由紀江のSMILE WIND』 まで。
「家族や仲間の話」、「嬉しかったこと」「失敗をしちゃったこと」など、
どんな出来事でも構いません。
「あなたの身近にあるエピソード」を教えてください。
ピアノの生演奏と共にご紹介をさせていただきます。
あなたの聞きたい曲もリクエストして下さい。
エピソードと一緒にご紹介します。
被災地にピアノを届ける活動「スマイルピアノ500」では、
震災でピアノを失った方からのご連絡をお待ちしています。
番組、または、私、西村由紀江のホームページまでご連絡ください。
お待ちしています!
http://www.nishimura-yukie.com
あなたにとって、笑顔の風が吹く1週間でありますように……。
関連タグ