今週は、株式会社CAC、代表取締役社長 笹田幸司(ささた・こうじ)さんをお迎えしています。
今回は、CACの成り立ちについて伺いました。
ドクターズコスメ、無添加化粧品の先駆けとして全国で600店舗を展開している化粧品会社ですが、その成り立ちは創業者の山田二郎氏が1979年にCACの前身となるジャパンファインケミカルを起こしたことから始まりました。
当時は化粧品による肌トラブルが社会問題化。医薬品の営業マンをしていた山田氏も、訪問先の女性の多くに湿疹や黒ずみなどの症状があることを知り、「肌トラブルに悩む人を助けたい」という思いから起業、開発に取り組んだそうです。
肌トラブルの原因は、化学合成の防腐剤や石油由来の成分にあると考えた山田氏は、無添加という言葉すら無かったその時代に、肌トラブルの原因となる素材を一切用いず、肌細胞を活性させるブドウ糖などの多糖類やアミノ酸を配合した[皮膚細胞活性促進外用剤]を完成させます。
この[皮膚細胞活性促進外用剤]は生鮮食料品同様、そのまま放置すると腐ってしまうため、製造法や容器にも多くの工夫を凝らしたといいます。「絶対に防腐剤を使わないという姿勢は創業当時から今も変わらないCACの決意です」と言う笹田さんのお話を、是非お聴きください。
株式会社CAC 代表取締役社長
株式会社CAC関連会社のアン毛髪化学研究所入社後、合併により株式会社CAC入社。商品開発からマーケティングまで一連の業務を統括し、数多くのヒット商品を手掛けている。CACのこだわり成分である糖類・多糖類、アミノ酸について豊富な知識と経験を持ち、それに基づくわかりやすい解説・CACの商品情報を社内外に発信している。
ゴンドウトモヒコさん
ボストン大学修士課程修了。専攻は電子音楽とユーフォニアム。
音楽家集団anonymassを結成し4枚のアルバムをリリース。
これまでにYMO, Love Psychedelico, The Beatniks, Chara, UA, くるり, Def Tech他、多数のミュージシャンの録音やライブなどに参加。
蓮沼フィル、METAFIVE、ベーソンズメンバー。
2021年までNHK eテレ『ムジカ・ピッコリーノ』音楽監督。
2022年6月より毎月ソロアルバムリリース!
http://goondo.main.jp/gndsoloworks/index.html
半世紀近くの歴史を持ちその名の通り、肌本来の機能を目覚めさせるそのチカラは、 悩める多くの肌を救い日本中に信頼の輪を広げてきた株式会社CAC。 身体としての肌の機能はいつも変わらない創業時と同じポリシーを貫くその企業理念と 化粧品としてのイメージを大切に選曲させていただきました。
Brian Eno/Deep Blue Day (1983)
ゴンドウトモヒコさん:人間の肌本来の持つ機能に寄り添った優しさ、癒しのイメージの化粧品を想像しました。 アンビエントミュージックは正に主張こそせず環境に寄り添った音楽として、そのパイオニアでもあるブライアン・イーノの音楽がしっくり来ました。