<p class="caption">パーソナリティの野島裕史</p>
<b>◆野島が新たに入手したロングテールバイクとは?</b>
野島:月刊誌「Bicycle Club(バイシクルクラブ)」増刊「アウトドアを自転車で楽しむ 自転車&キャンプBOOK」というムック本を読んで刺激されたので、今回は「自転車とキャンプ」というテーマにさせていただきました。
「Bicycle Club」は、僕自身もお世話になっている自転車雑誌です。増刊として自転車&キャンプの特集が組まれていたので、自転車も好きだし、キャンプも好きということでさっそく購入して読んでみました。
いやぁ~、やっぱりそそられますよね! 内容的には自転車キャンパーのいろいろな方にインタビューをしていて、それぞれのキャンパーの記事を読んでみて、前から僕自身も思っていたことなんですけど、キャンプって10人いたら楽しみ方が10通りあるなと。
例えば、キャンプでの食事1つ取っても、カップヌードルでいいよっていう人から、キャンプならではので手軽な食材を使った料理をする人もいますし、キャンプとは思えないような本格的な料理をする人もいます。しかもその料理の食材も、家である程度カットして持って行く人もいれば、現地で本格的なキッチングッズを駆使して調理する人もいます。
そしてコーヒーも、缶コーヒーやインスタントコーヒーで大満足という人もいれば、豆を挽くところから、じっくりとコーヒーを抽出するのが好きな人もいます。一口にキャンプと言っても楽しみ方は千差万別なんだなということを、今回のムック本を読んであらためて感じました。
もちろん、どれが正解でどれが正しいなどというのはなくて全部が正解で、個人それぞれの楽しみ方ができるのがキャンプの良さだと思います。
そんななかで、自転車のキャンプとなると、普通は車でキャンプに行くことが多いと思いますが、車でのキャンプと比べると、自転車でのキャンプはアイテムに制限が多いのが特徴だと思います。
制限があるからこその楽しみも、もちろんあると思いますよ。持って行こうかどうか悩むものや無駄なものは持って行かないとか、少しでも軽いアイテムを選ぶといった楽しみもあるのではないかと思います。
今回のバイシクルクラブ増刊では、クロスバイクやグラベルロードにパッキングしてキャンプをしている人が多かったですね。やはり流行りということもあって、持っているアイテムはみなさんかなりスタイリッシュでオシャレなキャンプの提案が多くて、とても参考になったし、すごくいい刺激をもらいました。
実は僕、中古ながらなんとニュー自転車を買ってしまいました。「SURLY(サーリー)」の「Big Dummy(ビッグダミー)」というロングテールバイクで、これがもうキャンプにピッタリの自転車なんです。普通の自転車の1.5倍ぐらいの長さで、荷物の積載量がすごい自転車です。
この自転車を手に入れたタイミングで、バイシクルクラブ増刊が自転車&キャンプ特集ということで、「自転車とキャンプ」というのは、今年かなりテーマになりそうな予感がしますね。
先ほど言った通り、自転車でのキャンプは、やはりクロスバイクやグラベルロードだとアイテムの制限が比較的多いですけど、僕が入手したロングテールバイクは世界150ヵ国、15万 km行けるぐらいの自転車なので、80kgぐらいの荷物は積めるんじゃないかなと。
そんな自転車なので、今度たっぷりと荷物を積んだ状態で走ってみたいと思いますし、その乗り心地なども、あらためてこのコーナーでお送りしたいと思います。
今年は、ぜひこの自転車を使ってキャンプに挑戦してみたいなというのを、今回のバイシクルクラブ増刊を読んでとても刺激を受けました。みなさんも、ぜひこれを読んで自転車キャンプに挑戦してみてはいかがでしょうか?
次回7月21日(木)~7月25日(月)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」は、「信じるか信じないかはあなた次第……本当にあった真夏の自転車怪談」をお届けします。お楽しみに!
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