2022.09.07 ~ ゲスト:たかのてるこさん①

第415回 今週からのゲストは、たかのてるこさん。

http://takanoteruko.com

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たかのさんは、1971年大阪生まれ。
日本大学芸術学部を卒業後、映画会社に入社し
テレビプロデューサーとして数々の番組を制作。2011年独立。
これまで、世界7大陸・70カ国を旅され、

2000年に出版した『ガンジス河でバタフライ』は、ベストセラーに!
紀行エッセイを数多く執筆。さらに、テレビ、ラジオ、講演など、幅広く活躍されています。


杏子「どこの国に行くって、どうやって決めるの?」

たかの「映画みたりとかして。ダライラマ会いたい~!とか」

松室「普通は、会えないですよね?(笑)」

たかの「会えないんですよ。でも、その前に大失恋してて、

    『人生オワリや~~!』っていうどん底に落ちてて、

    本屋行ったらダライラマの本が置いてあって、

    ダライラマの映画みて、『ダライラマ~~~!会いたい~~!』って思ったら、
    めちゃくちゃ気が小さいんですけど、落ち込んでるから真逆に行けたっていう。」

杏子「ぼんやりその国が好きとかじゃなくて、
   何かその時に出会ったものとかのきっかけで、ポンッと行っちゃうんだ。」

たかの「まぁ、会社辞めてヨーロッパ行った時なんかは、

    ずっとヨーロッパが苦手だったんで...でもやっと長期で休めるし、

    21カ国行ったら好きになるんちゃうか?と思って。

    1カ国1ミッションで、フランスはヌーディストビーチ行くとかして

    『エエとこあるや~~ん!』って(笑)

    行ったら、好きになりますよ。人に助けられますから!」

杏子「あはは(笑)パワー増してない?!」

松室「大阪の昼のAMラジオ聴いてるみたい(笑)」


ベストセラーになった『ガンジス河でバタフライ』は、
2007年に長澤まさみさん主演、宮藤官九郎さん監督で
テレビドラマ化されています。

宮藤官九郎さんは たかのてるこさんの同級生で
宮藤さん最初の作品は、たかのさんが主演を務めたドラマだったそう...!


旅を始める前は気が小さく、自己肯定感も低かったという、たかのさん。
不必要に人と比べる ”自分いじめ” も無くなっていったそう。

旅に行った先では、出会った人に声をかけ、笑顔の写真を撮りまくる!

というルール決めているとか。

たかの「私、もともと方向音痴がすごいんで、1日中、道聞いてるんですよ。

    それで、話しているうちに仲良くなって、去り際に

    『ありがとうね!HAVE A NICE TRIP~』とか言い合ってる時にパシャッ!」

杏子「それが、来週詳しくお話伺う書籍のシリーズなんですね!

   世界各国の笑顔!よくぞ撮ってるな~って思って」

たかの「いや~笑顔が憎々しい人って居ないんですよね!

    強面のマッチョのおにいちゃんでも、道聞くとオホホ~って。」

杏子「そういう人に敢えて聞くんだ?」

たかの「その人しかおらん場合があるんですよ!(笑)
    真っ暗になってきて、どないしよ~って時。

    でも、怒られたこと無い。皆優しくしてくれるし。
    世界は愛で出来てるんやって気持ちになれる。旅に出ると。」


持ち前の明るさと行動力で、憧れのダライラマにも会い、
インタビューもした経験をお持ちの、たかのさん。
”包み込むような大らかさ” を直接感じ、今でも毎朝写真に手を合わせているのだとか!

たかの「チベット仏教に教えてもらったものを、今の自分にいきてます。」

杏子「どうやって会えたの?」

たかの「会いたいです~本にも書かせてください~って。

    1ヶ月でも2ヶ月でも待ちますって言ったら、すぐ許可でました(笑)

    はよ帰ってくれって思われたんかな?」

松室「会えるもんなんですね!?熱量も凄かったんですね。」


ラオスの市場では、現地の男性に声かけられ

椰子の木を登りココナッツを取る姿に生命力を感じ、恋をしたことも...
その時のお話は、著書『モンキームーンの輝く夜に』にまとめられています!


来週も、たかのてるこさんにお話伺います。

M1.  大人の階段、駆け下りない  /  松室政哉

M2.  愛を歌う  /  大野雄二 × 常田真太郎 (スキマスイッチ) × 福耳