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たかのさんは、1971年大阪生まれ。
日本大学芸術学部を卒業後、映画会社に入社し
テレビプロデューサーとして数々の番組を制作。2011年独立。
これまで、世界7大陸・70カ国を旅され、
2000年に出版した『ガンジス河でバタフライ』は、ベストセラーに!
紀行エッセイを数多く執筆。さらに、テレビ、ラジオ、講演など、幅広く活躍されています。
杏子「どこの国に行くって、どうやって決めるの?」
たかの「映画みたりとかして。ダライラマ会いたい~!とか」
松室「普通は、会えないですよね?(笑)」
たかの「会えないんですよ。でも、その前に大失恋してて、
『人生オワリや~~!』っていうどん底に落ちてて、
本屋行ったらダライラマの本が置いてあって、
ダライラマの映画みて、『ダライラマ~~~!会いたい~~!』って思ったら、
めちゃくちゃ気が小さいんですけど、落ち込んでるから真逆に行けたっていう。」
杏子「ぼんやりその国が好きとかじゃなくて、
何かその時に出会ったものとかのきっかけで、ポンッと行っちゃうんだ。」
たかの「まぁ、会社辞めてヨーロッパ行った時なんかは、
ずっとヨーロッパが苦手だったんで...でもやっと長期で休めるし、
21カ国行ったら好きになるんちゃうか?と思って。
1カ国1ミッションで、フランスはヌーディストビーチ行くとかして
『エエとこあるや~~ん!』って(笑)
行ったら、好きになりますよ。人に助けられますから!」
杏子「あはは(笑)パワー増してない?!」
松室「大阪の昼のAMラジオ聴いてるみたい(笑)」
ベストセラーになった『ガンジス河でバタフライ』は、
2007年に長澤まさみさん主演、宮藤官九郎さん監督で
テレビドラマ化されています。
宮藤官九郎さんは たかのてるこさんの同級生で
宮藤さん最初の作品は、たかのさんが主演を務めたドラマだったそう...!
旅を始める前は気が小さく、自己肯定感も低かったという、たかのさん。
不必要に人と比べる ”自分いじめ” も無くなっていったそう。
旅に行った先では、出会った人に声をかけ、笑顔の写真を撮りまくる!
というルール決めているとか。
たかの「私、もともと方向音痴がすごいんで、1日中、道聞いてるんですよ。
それで、話しているうちに仲良くなって、去り際に
『ありがとうね!HAVE A NICE TRIP~』とか言い合ってる時にパシャッ!」
杏子「それが、来週詳しくお話伺う書籍のシリーズなんですね!
世界各国の笑顔!よくぞ撮ってるな~って思って」
たかの「いや~笑顔が憎々しい人って居ないんですよね!
強面のマッチョのおにいちゃんでも、道聞くとオホホ~って。」
杏子「そういう人に敢えて聞くんだ?」
たかの「その人しかおらん場合があるんですよ!(笑)
真っ暗になってきて、どないしよ~って時。
でも、怒られたこと無い。皆優しくしてくれるし。
世界は愛で出来てるんやって気持ちになれる。旅に出ると。」
持ち前の明るさと行動力で、憧れのダライラマにも会い、
インタビューもした経験をお持ちの、たかのさん。
”包み込むような大らかさ” を直接感じ、今でも毎朝写真に手を合わせているのだとか!
たかの「チベット仏教に教えてもらったものを、今の自分にいきてます。」
杏子「どうやって会えたの?」
たかの「会いたいです~本にも書かせてください~って。
1ヶ月でも2ヶ月でも待ちますって言ったら、すぐ許可でました(笑)
はよ帰ってくれって思われたんかな?」
松室「会えるもんなんですね!?熱量も凄かったんですね。」
ラオスの市場では、現地の男性に声かけられ
椰子の木を登りココナッツを取る姿に生命力を感じ、恋をしたことも...
その時のお話は、著書『モンキームーンの輝く夜に』にまとめられています!
来週も、たかのてるこさんにお話伺います。
M1. 大人の階段、駆け下りない / 松室政哉
M2. 愛を歌う / 大野雄二 × 常田真太郎 (スキマスイッチ) × 福耳