#61能楽師 松田若子さんを迎えて3

今回は、能の演目「紅葉狩(もみじがり)」のお話です!

西荻窪の不思議なカフェでおしゃべりしているのは、

金沢からのお客様、能楽師の松田若子さんと

店主の井戸理恵子さん。

 

松田さんは、宝生流の能楽師。金沢能楽会の舞台にたつかたわら、

「能楽」にかかわる女性の技芸向上などを目的とした

沢鏡会 たくきょうかい>も主宰されています。

 

松田さんの舞台を井戸さんが解説するなど

コラボレーションする間柄です。

<今回のポイント>

「紅葉狩」という演目には、おそろしい鬼女がでてくる。

その鬼女の名前が「もみじ」だった?!(と知る若子さん)

 

季節は秋、鬼たちが美しい女性の姿で宴会をしている。

そこにやってきたお侍、通り過ぎようとしたが、

罠を張っていた女性たちのターゲットになり

リーダーが女性ならではの魔力でとらえる。

「もみじ」が舞を舞うが、侍は酔っ払っているので、居眠りし、篭絡される。

だが、鬼女は最後には負けてしまう。

能は度々上演されて、そして、また侍が通りかかる・・という繰り返し。

 

鬼無里村(きなさむら)の鬼がもともと鬼女もみじだった?


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