お店ラジオ supported by スマレジ|「焼肉ライク」のユニークなメニュー開発は、一人につき“ワンデー・ワンアイデア”！|AuDee（オーディー）

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2022/10/30「焼肉ライク」のユニークなメニュー開発は、一人につき“ワンデー・ワンアイデア”！

ゲスト：株式会社焼肉ライク　代表取締役社長　有村壮央さん

今日も『お店ラジオ』にようこそ！

パーソナリティは、事業投資家の三戸政和さんと、スマレジ代表の山本博士さん。

ゲストは、先週に引き続き、株式会社焼肉ライクの代表取締役社長、有村壮央（ありむら・もりひさ）さんでした。

“一人焼肉ブーム”を巻き起こし、店舗数を増やしている「焼肉ライク」。

もともとFCを前提に店舗展開していく考えだったと、有村さんは言います。

そのためには、「運営なら運営だけで特化してやった方がいいですし、物件開発も含めて開発は本部でプロがやった方がいいです」とのこと。

というのも、マーケティングからメニュー開発、製造、人材教育まで、やることが多岐にわたっている飲食店は、パーソナリティの三戸さんが「経営の総合格闘技」と呼んでいるほど、経営学の全てを詰め込まないといけないビジネスだそうです。

「これを自社ブランドでやるのは相当難しい」と有村さん。

最初から数十店舗を視野に入れてお店をやるのならば、分業体制ができる設計で業態を開発した方がいいとのことでした。

そして「焼肉ライク」といえば、ちょっと変わったメニューが度々話題になっているお店でもあります。

有村さんに、ズバリ！メニュー開発のコツを伺いました。

「まず、どういった層がいるかなということを明確にしていきます。例えば、日高屋さんで一人飲みをされている方を見て、同じような需要で焼肉ライクでやるにはどうしたらいいのかな？と考えたり。それはドリンクの値段を下げることかもしれないし、ちょい飲みセットを作ることかもしれない。そういった発想で、まずターゲットを明確にして、そこに対してのメニューを開発していきます」。

こうして、つねに新たなニーズを掘り起こして、メニューにしているんですね。

その中でも非常に人気なのは、最大7時間の食べ放題プラン「シン・メガホセット」だそうです。

これは、どんな発想で生まれたメニューなのでしょうか？

「焼肉ライクはファストフード店ということで、肉の品種は少ないんですね。なので、色んな種類のお肉を食べたいというニーズには答えられない。ただ、無心に食べたい人はいっぱいいるんじゃないのかな？と。あとは、食べ放題って結構焦るというか、元をとらなきゃ！みたいな気持ちってあるじゃないですか。なので、最初の方にいっぱい頼む。この最初の焦りが、なんか嫌だなと思って（笑）なぜなら、ストレス発散で食べ放題を使う人も非常に多いと思っているんです」。

これには三戸さんも「わかる～」と強く共感！

お肉の品種は多くないけれど、一人で行けて、7時間も余裕のある食べ放題なんて、ちょっと行ってみたくなりますよね。

ただ、食べ放題プラン「シン・メガホセット」は、昼から夜のピークまでの時間帯で提供しているとのことで、忙しいランチタイムとかぶるのではないでしょうか？

「そこはせめぎ合いでして、何とのせめぎ合いかというと、PRとのせめぎ合いなんですね。つまり、どっちが面白いか？ということ。7時間食べ放題って、何だそれってなるじゃないですか。僕らのアイデンティティの一つとして、ユーモアを非常に大事にしています。ライクまた何かやってるなと、まずはお客さまにインパクトを与えて、ちょっと面白いねとなって、そのあと事業的に成り立たせるのはこっちの手腕というか。PRを非常に大事にしています」とのこと。

そのため「焼肉ライク」では、社内SNSでグループを作って、“ワンデー・ワンアイデア”を実施していると言います。

「どうやったらメディアの方に取り上げてもらえるのかってことを、一人1個ずつ、毎日出すってことをやっています。その中から出てきたアイデアが結構ありますね」とのこと。

毎日1個アイデア出し！これは大変そうです（笑）

しかし、だからこそ「焼肉ライク」のメニューは、時流に乗っていて話題になるのでしょう。

それでは最後にいつもの質問です。

「有村さんにとってお店とは？」

お答え、「自分の姿を映し出す鏡」。

お店はつねに生き物だと思って向き合っている、ということでした！

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