今回は、NTT東日本の改革について伺いました。
現在さまざまなビジネス領域で、デジタル技術を活用し業務フローの改善や新しいビジネモデルを創出するDX(デジタルトランスフォーメーション)が注目されていますが、NTT東日本でも便利で快適な社会づくりへの貢献を念頭に、まず社内のDX化を推進し技術を磨きながら、より新しい働き方、仕事の仕方の創造に取り組んでいるそうです。
実際、NTTグループでは全国で120万本ある電柱をはじめとした日本の通信を支えるさまざまなインフラの点検・保守を行いつつ、さらに最新の状態にアップデートするという作業を日々行なっていますが、衛星を使ったデジタル画像システムやAIなどを活用して省力化と安全性を高めたスマート・メンテナンスに移行しつつあります。
またリモートワークを含めた新しい働き方を率先して実施、高いセキュリティを保ちながら社員の多様な生活スタイルも積極的に応援するニューワークスタイルを実現しています。
「ワーク・ライフ バランスではなく“ワーク イン ライフ”という視点で、社会の仕組みを変えたい」と語る澁谷さんのお話を、是非お聴きください。
京都大学工学部卒業
1985年4月 日本電信電話株式会社入社
2010年6月 東日本電信電話株式会社 福島支店長
2013年7月 経営企画部中期経営戦略推進室長
2014年6月 取締役 ネットワーク事業推進本部設備企画部長
2017年7月 取締役 ネットワーク事業推進本部設備企画部長・東京オリンピック・パラリンピック推進室長兼務
2018年6月 代表取締役副社長 ビジネス開発本部長・エヌ・ティ・ティ・ベトナム株式会社 代表取締役社長 (現 NTTイーアジア株式会社)
2019年7月 東日本電信電話株式会社 代表取締役副社長 ビジネス開発本部長 デジタル革新本部長兼務
2020年1月 株式会社NTTe-Sports 代表取締役社長
2020年6月 日本電信電話株式会社 代表取締役副社長 副社長執行役員
2022年6月 東日本電信電話株式会社 代表取締役社長 社長執行役員(現職)
谷口雄さん
1985年東京生まれ、善福寺公園育ち。幼少時よりクラシックピアノを磯崎淳子氏に師事。
バンド「森は生きている」のメンバーとして2013年にCDデビュー。
2015年の解散後は、関取花、優河、六角精児、草彅剛など、様々なミュージシャンのライブやレコーディングにキーボーディスト・プロデューサーとして参加している。
アメリカンポップスやルーツロックへの偏愛から、ライナーノーツやディスクレビューなどの執筆も多数。
その豊富で偏執的な知識を活かし、2016年よりトークイベント「ミッドナイト・ランブル・ショー」を神保町試聴室にて毎月開催している。
東日本の通信網を支えるNTT東日本。電気、水など生活に必須なインフラは数あれど、離れた人と人をつなぐという点において、通信事業は最もロマンチックなインフラ、詩のテーマになりやすいインフラとも言えます。そんな「電話ソング」を中心に、NTT東日本の取り組みや、イノベーティブな理念に沿うように選曲しました。
Faye Webster / Overslept (feat. mei ehara)(2021)
谷口雄さん:NTT東日本が旗振り役となって進めているDX化。単にデジタル技術を導入するのみでなく、企業の在り方やそこで働く人の意識、暮らしをtransformation=変容させることで、社会全体のイノベーションにつながる、という考え方です。思えば通信インフラの充実によって我々ミュージシャンの在り方、意識も大きく変わりました。インターネット上で世界中の新しい音楽に出会う。高速回線を活用した配信ライブ。スタジオで顔を合わせずとも、データのやり取りで作品を作り上げていくことができる…インターネットを通じて出会った日米の素晴らしいシンガーソングライターが、国境を超えコロナ禍で共同制作したこの曲をセレクトしました。