千葉県北東部に位置する山武(さんむ)市。
市の南東部には九十九里浜がつづき、中心部には田園と丘陵地帯と豊かな自然に恵まれています。
この地で40年以上、篠竹を使って横笛を作り続けている
笛職人・蘭照(らんじょう)さんに、その作り方について伺いました。
笛は、蘭照さんが住む近くの篠竹を使用。
干したり乾燥させたりして、立派な笛になるまで、
およそ3~4年以上かかるそうです。
製造工程で最も“ワザ”が必要なのは、一本の竹に線を引いたり配列して、
「鳴る笛」を作るために、さまざまな“改造”をほどこすこと・・・
蘭照さんは篠竹で、何種類もの横笛を作っています。
それぞれ違いについても教えていただきました。
例えば、雅楽の唐楽などに使われる龍笛は、藁ぶきの民家で煙された、
なんと200年以上も経った竹を使っているそうです。
独特の色合いと音色は、蘭照さんのこだわりによって作られているんですね。
また、蘭照さんは、お囃子などに使われていた笛を、西洋の音楽にも使えるよう、
12音階の音が出るように進化させました。しかも独学で身につけたそうです!
唯一無二の篠笛と音階…
次回は、この道へ進んだきっかけ、これまでの道のりなど、
笛職人・蘭照さんのルーツに迫ります!
詳しくは、ラジオドラマでお楽しみください♪
出演声優:中澤まさとも、きなめりはなこ(俳協)
インタビュー出演:蘭照(蘭情)さん(篠笛職人)
主題歌:またおいで/rirox
脚本:菊地百恵
劇伴音楽:rirox、マスダヒロナガ
※この「Dear Japan」は映像でもお楽しみいただけます。
これまでのドコモのスゴ得ショートバージョンのVR映像、
VR MODEでのフルバージョンに続き、VR SQUARE(スクエア)でのVR映像、
そしてGYAO(ギャオ)では2D版の無料配信がスタートされました~!ラジオドラマと共に、お楽しみください♪