文教大学 Presents 誰かに話したくなる英会話。
このコーナーでは、文教大学・阿野幸一先生と一緒に、今日覚えて、すぐ誰かに話したくなっちゃう英会話を学んでいきます!

「can」の使い方
海外からのお客様を迎えたりする場面で、食事に招待したり、一緒にレストランへ行ったりしたときのことを考えてみましょう。
「お刺身は食べられますか?」と日本語で聞くことがありますよね?
英語ではどのようにたずねればいいでしょうか?
この「食べられる」ですが、英語で can を使って
Can you eat sashimi?
のように聞いている方をよく見かけますが、
canは「~しようと思えばできる」という意味を表すため、
「お刺身を食べようと思えば食べられますか?」という意味になってしまいます。
習慣や好みでお刺身を食べるかどうかを聞くだけなので、
このようなときには
Do you eat sashimi?
のように聞くようにしましょう。
否定文でも
I don’t eat sashimi.
と言えば、これは習慣的に食べないことを意味します。
もし
I can’t eat sashimi.
というと、「自分は頑張ってみてもお刺身を食べることができない」
つまり、アレルギーなどがあるため、
食べたくても食べることができないというニュアンスを伝えることになってしまうので注意してください。
「できる」という日本語につられてcanを使ってしまいそうなので、
伝えたい意味を考えてみることが大切です。