『オフィサー・アンド・スパイ』

今日ご紹介する映画は・・・

1894年。フランスで実際に起きた、ユダヤ人差別を背景とする歴史的免罪事件「ドレフュス事件」を映画化。
監督は『戦場のピアニスト』を手掛けたロマン・ポランスキー。
出演はジャン・デュジャルダン、ルイ・ガレル、エマニュエル・セニエ。

ユダヤ人の陸軍大尉ドレフュスは、ドイツに軍事機密を流したスパイ容疑で終身刑を宣告されます。
彼は一貫して無実を主張しましたが、受け入れられませんでした。
そんな中、ピカール中佐はドレフュスの無実を裏付ける衝撃の事実を発見。
上官へ対応を迫りますが、軍部は信頼失墜を恐れあらゆる手段で隠蔽を図ろうとしたのです。
軍の考えに従わず、真実を告発することを選んだピカールは、上層部から左遷を命じられてしまいますが
それでも国家権力を相手に闘い続けます。