文教大学 Presents 誰かに話したくなる英会話。
このコーナーでは、文教大学・阿野幸一先生と一緒に、今日覚えて、すぐ誰かに話したくなっちゃう英会話を学んでいきます!
日本語では同じ「借りる」でも、英語では借り方によって単語を使い分けることが必要です。
ここでは、日常的に使う3つの単語について考えてみます。
まずは borrow。
borrowは、お金やペンなど、移動可能なものを無料で借りる場合に使う言葉です。
お金の場合には返す前提で利子は無しということです。
借りて、家に持ち帰ったりするときにも使えます。
例えば
Can I borrow your pen?
と、その場でペンを借りて使いたいときや
Can I borrow your textbook?
といって、教科書を貸してもらうときにも使えます。
もし、スマホなどをborrow されたら、どこかに持って行かれてしまう可能性があるので、borrowではなく、「使う」という意味の use を使えば、その場で電話を借りて使うことになります。
デスクトップのパソコンなどを借りて作業をするときにも、
Can I use your computer?
というふうにお願いすれば良いでしょう。
useはほかにも、トイレなど、その場に設置していて移動できないものを無料で借りるときなどにも使い、「使わせてもらう」というニュアンスを表します
Can I use the bathroom?
と言ってトイレを借りられます。
最後に rent です。
家や車、DVDなどを有料で借りるときに使う単語です。
不動産屋さんなどから部屋を借りるなら rent a room,
車ならまさにレンタカーを借りるので rent a car,
そしてお店でDVDを借りるなら rent some DVDs
もし友達からタダでDVDを借りるならば、最初のborrowを使って、
borrow some DVDs
となります。