この時間は、時計の針を、今から 32 年前、1989 年に戻してみましょう。
1989 年、世界各国6名の冒険家が環境と平和を訴える目的で、世界初となる南極犬ぞり横断に挑戦し、見事成功。
全員が、およそ 6,040 キロを踏破しました。
ここでは、この壮大なチャレンジに、日本からの冒険家として参加した
舟津圭三さんに、お話を伺いました。
舟津さんが、「南極犬ぞり横断」国際チームに参加したきっかけは、
小学校4年生から持ち続けていた南極大陸へ行きたいという夢から!
このチャレンジには、「環境と平和を訴える」という目的がありました。
6人のメンバーが各国の文化や習慣を尊重し理解し合えば、過酷な環境下でも一つになれると、舟津さんは感じたそうです。
また環境においても、我々人間はさまざまな命に囲まれてこそ生きていける。
自然をリスペクトして、その中で調和しながら生きて行く必要がある、と舟津さんが語りました。
「南極犬ぞり横断」から 32 年、当時の冒険家達とは、今でもつながっています。
南極横断時には6人のメンバーの誕生日には、一つのテントに集まって誕生日パーティーをやりました。
今でも誕生日には皆がメッセージを送ったり、2019年の11月の THINK SOUTH For The next の際には全員が集まりました。
舟津さんは現在、北海道仁木町で、ワイナリーと森のプロジェクトに関わっています。
クォーリティの高いワインを通じて、世界と交流を持って、仁木町の名前を広めていきたい。
また 自然環境を生かしたアウトドアアクティビティを通して、
自然の素晴らしさ、怖さ、尊さを、訪れた人たちに伝えていきたい、と話していました。
舟津さんが、次の世代に伝えたいメッセージ、それは…
「興味を持って、好奇心を持って、世界に飛び出して、いろいろな体験を積み、自分の視野を広げてもらいたい」
そして今度の日曜日、12 月 11 日は「THINK SOUTH の日」。
1989 年に、”南極大陸横断国際隊が、南極点から環境と平和を訴えた日” として記念日登録されています。
そして、「THINK SOUTH FOR THE NEXT 2022」プロジェクト
今年は都内 3 か所で 3 年ぶりのトークイベントを開催されます。
また、このプロジェクトの発端となったドキュメンタリー映画
「トランスアンタークティカ エクスペディション)」の上映も、行われます。
12 月 11 日(日) 『SHIMOKITA COLLEGE』 12 月 16 日(金) シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』
詳しくは「THINK SOUTH」の公式 HP をご覧ください。
舟津さん、ありがとうございました。
【
THINK SOUTH FOR THE NEXT】
HP:
https://www.think-south.com/この模様はAuDeeで聴く事が出来ます。(17分10秒ごろです!)
⇒ https://audee.jp/voice/show/53614