声優界随一のサイクリスト・野島裕史が、自転車をテーマにお届けしているラジオ番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。12月3日(土)~12月5日(月)の放送は、野島裕史のサイクルコラム「2022 野島裕史 肉体総決算!」をお届けしました。
今年、五十肩と診断されたパーソナリティの野島裕史
◆野島裕史、2022年の肉体の変化を総括!野島:今回は、今年、野島裕史の肉体にどんな変化があったのかというテーマです。49歳で中年真っ只中ということで、近い年齢の方も参考になればと思います。
まずは、この番組でも何度も紹介しているパーソナルジム通い。自転車仲間でもある
声優の勝杏里(かつ・あんり)くんの経営するパーソナルジムに去年の8月から通い始めて、もう1年以上やっているので、本当に体が変わりました。全身が筋肉質になったのとあらゆるスポーツのフィジカルが上がりました。
単純に言えば、肉体が強くなりました。もともと体力はあったのですが、体が小さくて体重も軽いので、比較的肉体の強さ、フィジカルは弱めでした。それがジム通いをしたことによって、野球やゴルフなど他の趣味のスポーツでも球速や飛距離が伸びましたし、もちろん自転車の(ペダルを)漕ぐスピードも上がった気がします。
あと、今までもあったのですが、座り仕事が多かったり、重い荷物を運んだりすると、たまに軽い坐骨神経痛のような症状が定期的に起きていたのですが、それがここ1年はほぼなくなりました。これも筋肉トレーニングの効果だったのかなと思います。
そして今年、自分にとって大きなイベントでもあったトライアスロン。苦手だったスイム(のトレーニング)を多くやったことによって、肩まわりの筋肉の強化、肺活量がアップした気がします。
10月におこなわれた「キャラクターヒルクライム2022」のレースをしているときも、ぺダルを漕ぐ力は筋トレで増え、呼吸と心拍も前回より強くなったなと実感できたので、“これはトライアスロンのためにやったスイムの効果なのかな”という気がしました。
こうして、ジムとスイムのトレーニングによる変化は明らかで、とてもわかりやすかったし、面白いなと感じることができましたし、何よりこの年齢になってもまだまだ成長できるんだといううれしさも感じられました。
そんな変化があったなかで、実は今年、ネガティブな変化もありまして(苦笑)。
僕は草野球もやっているのですが、バットをフルスイングする練習を多めにしたら、後日肩に痛みがあったので、整形外科に行ったんです。そしたらなんと“五十肩”と診断されてしまいました。
いわゆる四十肩や五十肩は、あまり運動しない人がなるイメージがあったのと、先輩方が「手が上に上がらなくなるよ」と言っていたので、そういうイメージがあったのですが、手は上に上がりますし、けっこう運動もしているので、そうはならないなと思っていたら、五十肩と診断されてしまいました。
僕が一番気になったのは、(四十肩、五十肩と診断されたときは)スポーツや筋トレをしたらダメなのかなと思っていたら、お医者さんは「やってください。痛みのない範囲で動かしてください。動かさないと、肩がそのまま固まって本当に手が上がらなくなりますよ」と。
僕の場合は、手を後ろに回さなければ痛みはまったくないので、ジムに行って筋トレをしていますし、余裕で自転車にも乗れるし、ジョギングもできます。先日、ゴルフをやりましたが、力を入れてスイングするのが怖かったのでゆるめにやりました。スコアはあまり変わらず18ホール回ることができました。
ただ、1つできなかったのがスイミング。クロールで手を回すときに痛くて……来年のトライアスロンに向けてスイムを強化していこうと思っているのに、スイムの練習はいつ再開できるんだろうかと。
五十肩が治るにはけっこう時間がかかるらしいのですが、必ず治るようなので、それに備えてとりあえずは筋トレをして、いつでも泳げるようにしておこうと思っています。というわけで、やはりスポーツにケガはつきものということで、年齢も考えながら上手にスポーツと付き合って楽しんでいきたいなと思います 。
次回12月11日(日)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」は、野島裕史のサイクルコラム「ヤビツ峠 サイクリングレポート」をお届けします。お楽しみに!
<番組概要>
番組名:サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国23局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週日曜 朝5:00~5:30(JFN各局の放送時間は番組Webサイトおよびアプリ「AuDee(オーディー)」でご確認ください)
パーソナリティ:野島裕史
番組Webサイト:
http://www.jfn.jp/toj