今回は、サントリーの取り組みについて伺いました。
サントリーのコーポレートメッセージ「水と生きる」は、サントリーがお客様や地域社会、自然環境とかわす三つの約束の表現だそうです。
まずは物質としての水について、貴重な共有資源である水を守って次世代につなげていく約束。
さらに社会にとっての水となること、つまり水があらゆる生命の渇きを癒して潤いを与えるように、社会に対して潤いを与える製品やサービスを届けるという約束。
そして「やってみなはれ」の精神を受け継ぎ、全ての社員が自由に形を変える水のように柔軟に新しいテーマに挑戦していく約束。
特に物理的な水について2050年には世界で50億人が深刻な水不足に直面すると言われている現在、すでに製造に関わる水の使用量を現在の半分にする取り組みを始めています。
また美味しい水、清らかな水を育むために、豊かな生態系を持った森づくりもサントリーの使命として力を入れているそうです。具体的には森の木々だけでなく、例えばそこに住む鳥たちを含めて守っていく「天然水の森」を作り水資源を守る取り組みを続けています。
工場を作る際にもまずは水探しから始まるというサントリー。
「環境に敏感な野鳥はバロメーター。今日、鳥たちに起こる不幸は明日人間に降り掛かると心に銘じて森を見つめ水を守っています。」と語る冨岡さんのお話を、是非お聴きください。
1989年大学卒業後、サントリーに入社。
広報部、業務店営業、経営企画、宣伝部、CSR推進部などを経て
2021年4月よりスポーツ事業推進部長に就任
谷口雄さん
1985年東京生まれ、善福寺公園育ち。幼少時よりクラシックピアノを磯崎淳子氏に師事。
バンド「森は生きている」のメンバーとして2013年にCDデビュー。
2015年の解散後は、関取花、優河、六角精児、草彅剛など、様々なミュージシャンのライブやレコーディングにキーボーディスト・プロデューサーとして参加している。
アメリカンポップスやルーツロックへの偏愛から、ライナーノーツやディスクレビューなどの執筆も多数。
その豊富で偏執的な知識を活かし、2016年よりトークイベント「ミッドナイト・ランブル・ショー」を神保町試聴室にて毎月開催している。
ステージ上で喉を潤してくれる『サントリー天然水』や、ライブを終えたあとのご褒美にいただく『ザ・プレミアム・モルツ』…日常生活はもちろんのこと、ミュージシャンにとっても欠かせない存在である「サントリー」。コーポレートメッセージ「水と生きる」からも分かる通り、企業活動の根底には自然への思いがありました。今回は、音楽活動を通じて社会貢献に取り組むミュージシャンたちの作品を中心に、スケールの大きな楽曲をセレクトしました。
Tame Impala / The Less I Know the Better(2015)
谷口雄さん:SDG’sという言葉が一般的になるより遥か以前より、水資源を守る活動に取り組んできたサントリー。企業としての責任を果たすその姿勢と尽力は、世界中にも波及しています。音楽業界もまた、環境保護への取り組みを進めています。サスティナブルかつエコロジカルなツアーに現在進行系でトライし続けるオーストラリアのサイケデリック・ミュージック・プロジェクト、テーム・インパラの大ヒット曲を。
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